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私が毎日垂れ流している、小便みたいなこの駄文は、
ジャンルで言えば、「随筆」「エッセイ」になるのだろう。 私は文学部卒とは言うものの、活字にはとんと縁が無く、 学部生時代も必要最低限の書物を読むだけで、 「参考文献が少ないなぁ。」と、担当教授に嫌味を言われたりもしました。 このような糞みたいな文章を人前に晒しているこんな私ですが、 一応手本としようとしている人たちがいます。 その人たちとは、 「松尾スズキ」「ナンシー関」「中島らも」の3人です。 悲しいことに、このうち2人(ナンシー関・中島らも)は故人になってしまいましたが、 この人たちが、その比類なき文才を持って、したためた文章が、 私の目指すところです。 この3人に共通していることといえば、 強いていうなら、「世の中を斜めに見ている」という姿勢なのでしょう。 「ナンシー関」は、ハードテレビウォッチャーと銘打たれることがあるように、 テレビに関する鋭い考察を、消しゴム版画とともに連載している作家でした。 この考察が鋭く、誰もが思っていてはいるが、 気づいていないところをぐっとえぐって切り取るのが上手かった。 「中島らも」は、アウトローを信条とした人物で、薬物依存、アルコール依存などを経験しつつも、 不死鳥のように蘇り、常に刺激的な作品を残してくれた偉大な人物です。 「松尾スズキ」は、この3人の中で唯一存命なのですが、 あの宮藤官九郎を生んだ、大人計画の主宰です。 この人が手がける舞台は内容的にも、設定も刺激的で、今でも精力的に活動しています。 この人たちに追いつけ追い越せという気持ちでやってまいりましたが、 やはり遠い。 まだ足元にも及びませんし、今後も並ぶことはできないでしょう。 しかし、いつかは読んでいる人を「う~ん」と唸らせるほどの文章を、 1回でもいいから、ここに書くことができたらなぁ、と思う私でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月22日 01時17分19秒
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