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先日、母親を毒殺しようとして、
高校1年生の女子が逮捕された。 「まあ!世の中物騒になったわね」 「うちの子も心配だわ」 「今の若いもんは、なにを考えているか分からないな」 なんて井戸端会議のおばちゃん連中のおしゃべりの種になるだけで、 世間は2ヶ月もたつときれいさっぱり忘れてしまうのだろう。 ボクは「毒」に興味を持つ心理は結構理解できる。 「毒」は「死」と隣り合わせの物質であり、 「毒」を所有することは、 相手の「生殺与奪権(生かすも殺すも自分の自由にできる権利)」を、 持つことになり、 相手(それがだれであれ)に対して、かなりの優越感を味わうことができる。 相手に対する絶対的な優越感なんてそう簡単に持てるものではない。 福岡ソフトバンクホークスと、リトルリーグぐらいの実力の差がないと、 そんな優越感は持つことができないのだろう。 そんな魔法のような道具、 それが「毒」なのではないのか。 その「毒」にあこがれ、 その「毒」を所有し、 その「毒」を使用する。 これは別に、そんなに珍しいことではないはずだ。 確かにあまり聞かないような事件ではあるが、 それは私たちのその知識があまりなかっただけで、 その知識を知ってしまったこれからは、 このような類の事件は結構起こるに違いない。 心当たりのある人は、 文字通り「毒見」をしてから食事をしないといけないかもね。 でも、周りは何で気づかなかったのかね。 好きな有名人がイギリスの毒殺魔だったり、 異様に化学の知識があったり、 周りで小動物がたくさん死んでたり、 金田一少年なら、 5秒で犯人が分かってしまうような状況証拠じゃない。 もしボクの周りでこんな事件があったら、 ボクが華麗に犯人を捕まえてあげよう。 「じっちゃんの名にかけて」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月11日 00時17分48秒
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