虹が奏でるメロディ『虹が奏でるメロディ』2006.06.18の日記より 20歳頃に、美しい虹のようなメロディの曲を作ったことがあります。 きっかけは当時、バンド活動をしていた或る人物と知り合ったことでした。 そして次第に友人関係になってゆき、色々な話をしていくうちに、その人が「自分のバンドには、自分を含めてオリジナルの曲を作れる人がいない」と嘆いていることを知りました。 その時は「いつか良い曲が作れればいいね(^^)」くらいに返事をしつつも、その友人の話を聞きながら、僕も曲を作ってみようかなあと内心ぼんやり考えていました。 そして自分の部屋に戻ってから、心に浮かんだメロディを鼻歌でラジカセに録音してみたのです。 次の日に、録音したテープを友人に渡しました。 「こんなんどうよ?」 深い意味など別になく、単に少々のウケ狙いが目的でした。笑われることを想定していたのです。 いい曲が出来たなあ♪と自分では思いつつも、日ごろから音楽活動をしている人からは鼻で笑われるんだろうなとも思ったのでした。 鼻歌だから、鼻で笑われるのがオチだと思ったわけです。 しかし、テープを渡してから何日か経った或る日、急に僕の身辺が少し慌しくなってゆきました。 曲を聴いた友人が、いたく感動したらしく、その曲を演奏するためのバンドのメンバーを集め始めていたのです。 まるで予想外の出来事でした。 僕もバンドのメンバーとして誘いを受けたものの、僕自身が親しい人以外に対しては緊張症であり、とてもじゃないけれどライブの舞台になんて立つことは出来ないことを伝えました。 そしてギターは一応、少しだけ弾けるけど演奏は下手なことも伝えました。実際、当時はかなり下手っぴーだったのです。 結局、僕はそのバンドの作曲担当(?)の立場として優遇され、演奏には加わらないことで落ち着きました(笑)。 友人は非常に交友関係が広く、直ぐにメンバーを集めることが出来、一応のバンドの形態は表面上は完成しました。 友人がバンドのヴォーカルとして連れてきたのは、何と!モデルさんのような美人でした。 凄い美人だったので初対面の時に僕は激しく緊張してしまったのですが(爆)、そんな僕を見ながらニコニコ笑っているような温厚そうな女性でした。 名前はNさん。友人が通う学校のクラスメートとのことでした。 ボーカルを担当することになったNさんが、僕の作った曲に詩をつけたいと申し出て、それから数日後に友人から電話があり、Nさんが歌詞を完成させたようだから集合しようと誘われました。 出来上がった歌詞は、とっても素晴らしいものでした。 メロディしかなかった音楽に、物語性の彩どりが加えられたような気がして感動しました。 ギタリストの人の伴奏に合わせてNさんが歌い始めた時、魔法のような瞬間に包まれたことを今でもよく覚えています。 ラジカセに録音した僕の鼻歌が(爆)、鮮やかな音色と綺麗な歌声で奏でられ、新たな命を吹き込まれた瞬間でした。 後で振り返ると、何となく不思議な気がします。 何故かって? その曲をNさんが歌うことになったのは単なる偶然ではないようにも思えるからです。 その時僕が作った曲、それは男が歌うよりも、自分の好きなタイプの女性が歌うイメージの曲でした。 たまたま一つの曲(鼻歌)が生まれた幾日後かに、 その曲を聴いた人が、その曲に歌詞という彩どりを与えて歌ってくれるNさんというモデルのような存在を風のように運んできて、 そして、メロディと歌声とが魔法のように響きあい、心の中で虹色に輝き始める・・・、まるで歌自体が生き物のように。 自分の意図しなかったところで、パズルが組み合わされていったのです。 まるで最初から、曲自身がそれを望んでいたかのように、それは自然と進行してゆきました。 初めにメロディが浮かんだ時に同時に心に沸き起こっていたイメージが、 時と場所を変えながら具体的な姿に結実するのを目撃する想いでした。 このエピソードから、大袈裟かも知れませんが 次のようなことが言えるかも知れません。 人が抱えた想念は、具体的な現実の姿を伴って現れる。 それがたとえ意識的であろうと無意識の流れの中であっても、何らかの出来事を運んでくる、と。 ならば、ですよ。 出来るだけ心が楽しくなるような想念をイメージしながら暮らすほうが、人間にとってベターなのではないか? なんてことを思いません?。 これは自分だけに限らず周囲の人々にとっても、です。 だって、映画の「キングコング」に登場する巨大な猿みたいな怖い存在のことばかりを心の中で想い描いてばかりいて、それが万が一、何らかの形で実際の生活の中で姿を現したら どうですか? (↑ありえません、ってツッコミは置いといてっ☆) マジ怖いですよね!>.<; http://item.rakuten.co.jp/book/3966736/ 街をキングコングが歩き出したら、大変ですよ! 頭で考えていた本人も怖いですし、周囲の人々にとっても一大ピンチ級に恐怖です!!!。 それよりは、バレンタインを控えた或る日にシャラポワにファンレターを出しながら、 「シャラポワからテニスボールの形をしたチョコが贈られてこないかなあ・・・☆☆☆」 なんて星に願いを込めて暮らしている方が楽しいと思います。 しかも、万が一 或る日それが本当になった!なんてことになったらどうでしょう? マジ嬉しいですよね!^^v http://item.rakuten.co.jp/book/1793910/ 怖いのは好きじゃあないんです。 シャラポワは大好きですけど☆ あ、それと 仲間由紀恵さんも好きです(笑) 起こるか起こらないか、という事とは別に、 心がワクワクするようなことを想念の優先事項にすれば、 そうした願いや想念が叶わなくても、 何か別な形でワクワクすることが現実の生活の中で起こってくるような気がするのです。 キングコングは、近所の騒音おばさんみたいな存在に姿を変えて、 そして、 シャラポワのイメージは、 身近にいる憧れの異性や キラキラな愉しい出来事に姿を変えて*****。 いつでも心に虹の風景を持っていれば、周囲の人達にもそれは波動として伝わります。 美しい虹の風景から聴こえてくる音楽が、 豊かな波動の調べとなって僕らの心の中にある愛を照らし始める時、 きっと未来には輝く虹の架け橋が見えてくるのです。 20歳頃に僕が作った虹の色彩のようなメロディが、 Nさんというモデル級の美人を連れてきたように(^^)、 これからの人生の中で 多少の苦しいことや嫌なことが沢山あったとしても、 ワクワクな愉しいことが起こることを願って、 心に虹の色彩を持ち続けたいと思います。 毎日グレイな雨模様の続く憂鬱な中ですが、 そんな風に考えていたら、なんだかとてもワクワクしてきました!^-^ (こういうのを単細胞といいます♪^^ 爆) |