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あたたかな光と相思相愛-永遠の旅へいざなう虹粒子の流れ

あたたかな光と相思相愛-永遠の旅へいざなう虹粒子の流れ

人生万事塞翁が馬


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『人生万事塞翁が馬』 2010-10-17日記
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昨年末、僕は体を壊し失意の中にいた。
普通に歩けないほどの酷い腰の痛みで仕事に支障をきたし困っていたところ、徐々に歩くことに支障をきたすどころの話ではなく、朝に目を覚ましても布団から起き上がれないくらい腰の痛みがエスカレートしていったからだった。
いやあ、困った。これから一体どうすればいいんだ?仕事が出来ないじゃないか・・・・・。そんな風に失意の中にいたのだった。

しかし、
今思うと、あの時に自分が陥った失意の境地というのは、あたかも自分が真っ暗闇の中を光を見失い彷徨っているような感覚だったけれど、実はそんなことはなく、僕にとても大事な未来へと目を開かせてくれていたのだということが分かる。今なら分かる。
勿論、そんなことはあの頃の僕には到底想いも及ばないことであったが。

体を壊したこと、これには当然のことながら、確固なる原因があった。
それを知るために、自分自身、あらゆる沢山の、この世を豊かに生きるために必要な当たり前のことを学ぶ必要があったといえる。
本当に大事なことを、それまでの自分が知らなかったから、偶然ではなく当然の如く必然として、体が壊れていったのである。
上記したような ”大事なこと” を知るために大病の一歩手前で何とか踏みとどまりつつ、僕は天から執行猶予を与えられた。
つまり、
----- 悪い生活習慣を改善し、己の心の中の悪い部分を改善し、体質をも根底から改善させ、美しい生命体として生きる可能性に目が開かれるために必要な様々な気付きと知恵に至るまでの時間を君に与えるから、自分自身で本当に大事な何かを探りなさい -----
そんな天からのメッセージを受けてか受けずしてか定かではないが、まあそんな感じで何とか命をつなぎとめることが出来たのであった。




まさに、人生万事塞翁が馬

最悪の災難が我が身に降りかかったと当時の僕は思い込み失意の只中にいたわけだけども、
いま振り返れば、実際は、そうではなかったわけだ。

あの失意の日々がなければ、恐らく僕は今でも鈴木秀子さんという素晴らしい作家の本に巡りあうことはなかっただろうし、免疫三銃士と呼ばれる偉大な人々(安保徹さん、石原結實さん、福田稔さん)の本に出会い巨大な感銘を受け我を忘れるほど読み耽ることもなかったであろう、また、温泉という日本が世界に誇る素晴らしい文化と出会うこともなかったはずだ。
また、ドラッカーの本を書店で手にしても「なんか難しい内容の本だね」で終わっていただろうし、
そして、
10日ほど前たまたま手にした奇跡のように素晴らしい本『すべては宇宙の采配』(木村秋則さん著)を読み解き理解することも出来なかったであろうことは確かであろう。
すべては必然のもとに進行している命のドラマといえる。
なぜ、必然のもとなのか?
それは僕が、自分がこの世に生を受けたことの意味を問い続け、何度も何度も無数に天を仰ぎながら真実を教えてほしいと願い続け、そんなふうにバカっぽい己の人生を生きてきたエネルギーの集積に対し天がちょっとばかし救いの手を差し伸べてくれて僕に光のベクトルが宿してくれたからだともいえる・・・・・かもしれない。まあ詳しいことは、いまだ僕にはチンプンカンプンだけど。



とにかく、
四十を過ぎて、ようやく心の平穏というものが、すこやかに生きるということが我々に齎す至上の美というものが一体どういうものなのか、それがなぜに人にとってとてつもなく大切なものなのかを、知ることが出来たのだといえます。そして、
究極の愛という命題と向き合い続けてきたことで、ようやく崇高で眩いばかりの美しい光が、少しだけ見えてきたといえます。




奇跡の林檎-1




奇跡の林檎-2

http://item.rakuten.co.jp/surprise-web/aznnsds-11503/


↑上にリンクを貼ったDVD、凄いです。

数週間前に図書館で目にし何の気なしに借りてみただけの映像資料だったのだけれど、鑑賞しながら、まさに口あんぐり!なにこれ!!すごすぎる!!!と唐突に驚愕したのでした。
そういう経緯があって木村さんの本『すべては宇宙の采配』を手にすることになったわけです。東北では木村さんはまさにヒーローの如き存在で超人気者なのだけれど、ああなるほど、こんなにも素晴らしい人物であればこれは当然だと納得。


すべては宇宙の采配
http://item.rakuten.co.jp/book/6115366/



なんて感じで半ば笑いを交えつつ今夜も文章を紡いできましたが、
この一年を振り返れば、今こうして微笑んでいられることが、実に奇跡のように思えて仕方がないことも事実なんですよ。こんな愚かでアホな、ちっぽけな存在でしかない僕を、この地球上に生かしてくれている存在がどこかにいるという事実に感謝。
何度も何度も自暴自棄に陥ったものだったけれど、こんな僕でも救う神はいるのです。いて、くれるのです。まったくもって涙が出てくるぜてなもんです。感謝しかありません。否、深謝です。

こんな僕だから、これからも色々あることでしょう。
だけど、これまで以上に愚直に、懲りもせず泣いたり笑ったりを延々と繰り返すかもしれませんが、こんなバカで哀れで弱い自分でも、美しいものは美しいと素直に声高に言えるような、そんな風に健やかに崇高な光と共にこれからも在れれば幸いだと願います。 


















(以上、2010年10月の過去日記『人生万事塞翁が馬』より)















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