2007/04/24(火)22:56
それでいいじゃないか
以前にTV番組で映画監督の黒澤明氏のことを放送していました。
黒澤監督がかつて言っていたことを再現する映像があり、その部分が特に強く心に残りました。
黒澤監督に次のように尋ねた人がいたそうです。
『自分が過去に作った映画を見て、恥ずかしくなったりすることはないですか?』
その質問に対して黒澤監督は、こう答えたといいます。
『そんなことはないよ。その時には一生懸命作ったものなのだから、それでいいじゃないか』
黒澤監督、いいこと言うなあと想いました。
「それでいいじゃないか」
この言葉、とても素敵だと感じませんか?
最近、マイ・ブームな言葉です。
僕自身は恥の多い人生を歩んでばかりなのですが、しかし、そんなにそんなに悔いばかりが思い出されるってわけでもないんですよ。
大きな波があっても海の底に沈んだままで終わらずに浮き上がってきたというか、嫌なことがあっても自分なりの答を見つけて前に進んできたぞみたいな。
それはそれでいいじゃないか。なんて風に少し思います。
しかし、次のような場合には、それでいいじゃないか、も要注意ですよね。
「最近、仕事の成績が落ち込んでいるなあ。でも、それでいいじゃないか」
それは多分、良くないですよ(爆)
どんな風に生きていったら「それでいいじゃないか」なのか、
自分なりに見極めながら前に進みたいものです。
では、また明日!(^^)
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何回かに分けて掲載してゆきます。
「出世」を、人生の目的にしている者を
「出世乞食」という。
(森信三)
この言葉、とっても深いなあって感じます。
人生の目的を何に据えるかで、その人の心の財産の価値は左右されるのだと思います。
たとえ両手一杯に宝石を抱えていたとしても、心の中の自分が乞食であるなら、それは嫌ですよね。
良き挨拶を日々重ねながら自分に与えられた仕事に励んでいたら、気がつけば出世していた・・・
そんな風なのが素敵な気がしますが、どうでしょう?
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