急性胃腸炎。

ベンチの角が好きなんです。 posted by (C)うりゃりゃ もともと お腹の弱い子でした。 我が家にやって来てほどなく 歩きながらビチビチの下痢をして… そんな彼女をキャリーに入れ 30分間走りに走って 動物病院に駆け込んだあの日。 あれは1995年の夏のことでした。 こんにちは。 うりゃりゃ☆です。 今日は、ミュウミュウのお話です。 今年の7月あたりから どうも食べた物をきちんと消化できず 吐いてばかりいたミュウミュウ。 ウェットをムース缶に変えて 様子を見ていたところ、 吐く方はだいぶ おさまったかのように見えたのですが 8月に暦が変わったあたりから 今度は軟便が続くようになりました。 子供の頃から胃腸が弱く、 7歳ぐらいまでほとんど 柔らかいウンチしかしていなかった彼女。 その後、お水やフードを替えて ちゃんとしたウンチも出るようになり 食欲も以前より出るようになって これまで持病の癲癇以外は 大きな病気らしい病気もしなかったけれど。 一昨年あたりから 加齢による衰えが出始めて… 目がよく見えなくなり 食べてもあまり身にならなくなって。 最近では 左足の筋肉の衰えも 見られるようになりました。 そして 乳酸菌のサプリなどを与えながら お腹の調子を見ていた今月のはじめに いきなり様子が、急変しました。 下痢が止まらず 寝ていても噴射のように 水下痢をしてしまい もともと小さい身体が どんどん小さくなっていきました。 家の外に出ると 癲癇を起こしてしまうので 病院には連れて行けず、 先生に往診に来て頂く様に 電話でお願いしたのが 9月4日の金曜日。 往診は5日の土曜日でした。 その4日の金曜の夜遅くに 起こった急変でした。 うずくまるミュウミュウに 私も相方も ただただなすすべもなく。 自分を責めて泣くことしかできない、 ほんとうに胸が張り裂けそうな悲しい夜でした。 5日の朝になり。 起き上がっている ミュウミュウは少し、 落ち着いた様子にも見えたのですが 突然痙攣を起こし、 また力なくうずくまり… このままでは 先生がお出でになるまでもたないのではと 最悪の事態も頭をよぎりました。 そして。 ベランダでミュウミュウを撫でながら 先生を待ち続け… 午前の診療が終わった後、 往診に来て頂いた先生に 診て頂いたところ 急性もしくは慢性の胃腸炎ではないかと。 ただレントゲンを撮ったりできないので はっきりとは言えないが…とのことでした。 とにかく24時間、何も食べさせないで 一度、お腹の中をカラにする必要があり、 まずは絶食させて、薬を飲ませ、 ウンチが正常に戻るのを待つことになりました。 ミュウミュウは すごく太い注射を2本打たれて… あまりの痛みに小さな身体で 激しく抵抗しましたが(~_~;) その注射のおかげで少しずつ元気も出てきて 下痢止めの粉薬と 翌日に処方された、抗生物質の効き目もあってか ほどなく下痢は止まり。 お腹をカラにする試練に耐えて後 彼女の募る食欲をなんとか抑えながら 食べさせる量をセーブしつつの ケアを続けて 現在は、ウンチも… ちゃんとした形のある、ウンチをするようになりました。 もちろん、まだまだ 手放しで安心できる状態ではありませんが、 最もどん底だった状態は 脱することができて 少しほっとしたというところです。 でも、 今回の胃腸炎による 消耗が激しかったせいか 老化に拍車がかかった様子で… 歩く姿や寝ている姿を 眺めるにつけ 思わず涙がこぼれてしまう毎日です。 いつかは… 天寿を全うすると、わかってはいるのだけれど。 それを受け入れる覚悟は、 まったくできていなかった… そのことを あらためて認識した今回の胃腸炎でした。 でも。 ミュウミュウは強いです。 すっごく小さいのに 生きようという強い意志をもっていました。 べそべそ泣いている私を 苦しい息の下でも 「泣くな、愚か者！」という表情で 見ていましたもの。 現在、ミュウミュウの体重は2.2kg。 子猫の頃に戻ったみたいです。 抱き上げるとふわりと軽い…。 食欲はすこぶる旺盛…なんですが、 どうも食べたことを忘れてしまう 「ボケ」が始まっているかも…と、先生に言われました。 14歳の夏を なんとか乗り切ってくれたから。 いまは来年3月の誕生日を 無事に迎えてほしいと ただただ願うばかり。 14歳、15歳あたりが ちょうどいろいろな意味で境目にあたるようで 15歳を過ぎれば 20歳くらいまで生きる猫さんたちも多いそうです。 できればどうか「猫又」になるその日まで…！ ご心配頂いていた皆様、 応援、ほんとうに、ありがとうございました！ これからもどうぞ ミュウミュウをよろしくお願い致しますm(_ _)m 本日はこれにて。 See you!