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2017年08月30日
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はー、なんだか過去の事を思い出して恨みつらみなんて書いてしまいました(笑)
でも、喘息患者さんなら何かしら嫌な思いした事があると思うんですよね。
ですから、その病気の大変さを体験した事がない人は、「すぐ治るよ、そんな落ち込こんでどうするの」とか、軽々しく言うのはやめてあげて下さい。
それを言われた人は、もしかしたら表情は笑顔を作るかもしれないけど、
「全然風邪も引かないあんたに何が分かるのよ」って感じてるかもしれません。
とりあえず、「私の方が酷かった事ある」みたいな言葉は絶対やめてくださいね。
それこそ、「ああそうですか」としか言えないですからね。
それと、たとえ回復した後だとしても、体調を崩してちょっと休んでいた、て話に対して、
「そんな事で休むなんて甘い」とかはもう論外です。
そんな事を言い放つような人とは、友人関係は続けない事をオススメします。
それと、病気の症状の話を「何それ!アハハハ!」と笑う人。
これがどれだけ人として最低な行為か、分からないんでしょうかね…。時々いるんですよ。
いや、割といるんですよ。
病気じゃなくても怪我して痛そうにしてる人を「転び方が面白い」などと笑う人がいます。
本当に最低ですよ。。。

ちなみに、ラム自身は親にも心無い言葉を言われ続けました。
喘息発作でもう倒れそうだから「学校を休む」
と言ったら、母親がオデコに手を当てて、「熱がないから学校へ行きなさい」
と言いました。ラムは確か8歳でした。
そして大人になったら喘息発作で倒れそうなラムを見ても、「仕事行きなさい。そんな休んじゃダメ」と言いました。ラムは大人になっていたので、その言葉は無視して休みましたけども。

…と、また、こんな話になりました…。
前置きが長いです、相変わらず(笑)
羽生くんが自分の言葉で喘息について話してくれた。
スポーツ選手のこういう話って、結構本当に心に届くんですよ。
羽生くん自身も、スピードスケートの清水さんの言葉に勇気づけられた、と話していましたが、
ラムもそうなんです。
ラムの場合は、「ちゃんと考えた方がいいのかな」と思うきっかけになったのが、清水さんが喘息の事を話している新聞の記事を読んだからです。

24時間テレビで吸入薬を羽生くん見せていましたが、あれって本当に喘息患者の我々からすると、有難いことなんですよ。
と言うのも、ラム自身も清水さんが新聞の記事でで吸入薬を手にしている写真を見て、
「本当に喘息なんだ、こんなすごい人でも喘息を持ちながらスポーツをしてたんだ」
と、なんだかとても説得力があったんです。

羽生くんの喘息について、テレビのナレーションで「年齢が上がるにつれて症状は改善したが」と言ってましたが、これは、ラムもそうでした。
思春期くらいになると喘息は嘘のように良くなって行きました。小児喘息に関しては、ラムは比較的症状は軽かったんじゃないかと思ってます。
幼稚園も行ってた…と思うし、小学校低学年はすごく休みましたけど、高学年になるとそんなに発作は無かったです。生活するの怖かったですけどね。

ラムが子どもの頃は、喘息というのは発作が出たら治すものだったんです。
ラムはそう思っていたし、実際に病院に行ってもそんな感じでした。
中学、高校と大きな発作はなく、大学でも1度発作が出たくらいでした。。。が、社会人になってちょっとおかしいなと思う事が起き始めました。
風邪を引いて、熱が出て、咳、鼻水、たん、色んな症状が出ますよね、普通の風邪です。
ところが、どういうわけか、咳だけがちっとも治らないのです。
一瞬、もしかして喘息なのでは?という考えがチラッとかすめました。でも、ラムが子どもの頃の喘息の感じとは違っていたので、「そんなはずない、喘息は治ったから。ほら小児喘息だから、私もう小児じゃないから。咳なんてそのうち治る。」
と、自分に言い聞かせて、「喘息かもしれない」という不安を無視しようとしていました。
最初の風邪はしばらくしたら治りました。また風邪を引きました。そしてまた咳が全然治らないんです。
これを繰り返して、あまりにも咳が治らないのでついに病院へ行ったのですが、そこでレントゲンを撮ったんです。
正直、「なんでレントゲンなんか…めんどくさいなぁ」なんて思っていたんですが、
写真が出ると、お医者さんから「咳だけがずっと治らない事が良くある?子どもの頃、喘息があった?」と聞かれました。
「あなたの肺は、典型的な喘息の肺をしている」と言われたんです。
ラムはポカーンとしちゃって、全然信じられませんでした。
「喘息の治療の研究が進んで、今は発作が起きたら治すのではなく、発作を起こさないように日常から吸入して抑えるもの、と考えられている」と。
そして専門の病院へ行くように、何度も何度も言われました。
その時に吸入薬を処方されて、ラムが高校や大学の時に病院から出してもらった物とは名前が違いましたが、使い方は同じで、確かに吸入薬でした。(当たり前だ)
で、これを毎日…?続ける…?
と、とにかく不思議で、また近所にある吸入薬を出してくれる病院は特に喘息の専門の病院ではなくて、
症状が改善したら、当時23歳くらいで回復も早いし元気になるから病院に通うのも面倒くさくなるし、当時は土曜の午前しか行く事が出来なくて、それそのものが体力的にあまりにも厳しくて、結局専門の病院を探したりすること無く、治ったらそのまま無視しました。

その少し後だったと思うんですが、清水さんの記事を読んだんです。
そして自分でも不思議なんですが、お医者さんに言われるよりも、清水さんの記事を読んだ方が、「病院にちゃんと行こうかな」と思えたんです。
記事の清水さんは吸入薬を手に持って写真に映っていました。その吸入薬が、ラムが病院から出してもらったものと、たまたま同じだったんです。
記事では、「この吸入薬を毎日服用することで、喘息をコントロールし、安定して生活出来るようになった」というような清水さんの言葉がありました。
なんて言うか、先日の羽生くんの言葉を聞いた時と同じような感じでした。
なんかこう、悟りが開けたみたいな(笑)
オリンピックで金メダルを取った、そんなすごい人が喘息について話している。
ラムが処方してもらった薬と同じ物を手に持っている。
その事実だけで、とりあえず喘息という病気をもっと自分で知った方がいいんじゃないか、と思えたんです。
結局、専門の病院へ通うようになるのは、それから数年後にはなるのですが(笑)

きっかけはねー、カナダへ1年行って、日本に帰って来たら次の日から喘息発作が出たんですよ(笑)
いや笑えない話なんですけどね…日本はどんだけ空気が汚いんだ、と思った出来事ですね(笑)
そうなの、羽生くん、カナダは大正解よ。←w
帰国後働いてたら、また咳が止まらない、喘息発作が頻繁に出るようになり、ついに仕事を辞めるしか選択肢がなくなり、専門の病院へ通い始めました。
今でもその病院へ通ってます。
昔、「めんどくさいなぁ」と思った通院や毎日の吸入薬も、それが生活の1部になってしまうと、
羽生くんが言ってた通り、「自分にとって普通のこと」になるんです。
ラムは、少し前までは一ヶ月に1回の通院だったのですが、とても酷い肺炎と喘息発作がちょっとありまして…、
吸入薬を変えて、今は二週間に1回通院してます。
なんで間隔が短いのかと言いますと、以前の薬は一ヶ月用のものがあったのですが、今使っているものは、最大で二週間分のものしかないからです。
こうやって書くと、喘息患者さんは「あ、きっとあの薬だな」と分かるんじゃないでしょうか?😁
あと、夜に飲み薬です。1錠飲むタイプです。
さて、どの飲み薬でしょうか…ふふ…😁←

はい。この吸入薬を使う事が日常になる前は、本当にそんなのめんどくさい、やりたくない、と思っていました。
でもやり始めると、本当にそれが日課になります。毎日歯磨きをしたりするのと、なんら変わらないのです。(本当にそうなんですよ)
我々にとっては、それが普通のことなんです。
羽生くんも言ってましたが、「喘息じゃない状態を知らないから」、本当にその通りなんですよね。
それを、22歳で説明できる羽生くんが本当に素晴らしいです。

ですから、この喘息の事もふまえて思うことは、
スケートの神様がこの世にもしいるとしたら、どうか、羽生くんの夢を叶えて下さい…。
もうそれだけです。
彼の夢が叶って欲しい。
そしてそれは、羽生くんが自分のためにするスケートであって欲しい。
くしゃくしゃに笑う笑顔が見たいと思う、手に金メダルを持って。
涙は、嬉し涙であって欲しい。
本当に、それを願っています。
心から…。

もうすぐ初戦があります。
今シーズンもずっと健康で、充実した日々が過ごせていますように。
ラムは何も出来ないけれど、一生懸命、応援だけは頑張りますから!!!
ラムも健康に気をつけます。
羽生くん、喘息の事を話してくれて、本当にありがとう!!!





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最終更新日  2017年08月30日 20時37分57秒
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