casa dolce casa ~イタリアな生活~

2005/10/26(水)22:55

不妊治療と大切な友人。(その2)photoあり。

不妊治療(19)

娘の熱もストンと下がり、小さな発疹を確認。その後発疹は増えて、突発性発疹と分かりました。 そんな中、不妊治療でお友達になったYさんから嬉しいお知らせが。。。 7度目のET(卵移植)で陽性反応が出たと事。私も自分の時以上に嬉しくて、思わずYさんに連絡し、夜でしたが会いに伺いました。 色んな事を話しました。 来週は胎嚢(赤ちゃんの入っている袋)確認で、その次週は心拍確認だとかで、私も祈るような気持ちで一日一日を過ごす事になりました。 そして、昨日、Yさんから携帯メールが来ました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Aさん(私)、こんにちは。昨日生理が来てしまいました。科学流産です。 たいのうは確認出来ず、Y先生(クリニック)も何も処置しなくていいとのことで、普通に生活しています。 赤ちゃんは私の体に負担をかけないよう気をつかってくれたのかなと思っています。陽性を聞いた時は泣きましたが、今回は涙も出ませんでした。 昨日はいきなり出血したのでわけがわからず、その後生理だとわかってショックでした。昨日はまた一から治療する元気が出るのかわかりませんでしたが、今日は少しずつですが受け入れ始めています。 何故…って思いますが、きっと答えは考えても仕方のないことだと思うので…。でも今まで一度も陽性が出ず何度もETを繰り返していて「私に陽性が出る日が本当に来るんだろうか」と思っていましたが、その日は来ましたので、今も正直「本当に出産する日が…」と思うけれど、そんな日が来ることを夢見て、もう少しがんばっていこうと思っています。 Aさんが会いに来て下さったこと、本当に本当にうれしかったです。一生忘れません。Aさんが(夫も)喜んでくださったことを励みにまた陽性を出すようがんばりますネ。Aさんも身体には気をつけて下さいね。お返事も無理しないで下さい。またいつかゴハンでも食べに行きましょうね。 Yより。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Yさんは年齢的に厳しいエリアには入っていましたが、それにしても今までの事を考えると、すごくショックで、お返事もまだしていません。 私も体外受精により娘を授かったけれど、幸い一回目にしての妊娠。何度も治療を重ねているYさんの気持ちは計り知れないものがあります。 Yさん曰く、不妊治療って自分との闘いみたいなもの、との事。私もそう思います。 他人を羨ましく思い、それから他人を憎く思い、そして悲観的なってしまう。 その泥沼に入ったらなかなか出られなくて、ものすごく辛くて、どんどん自分が醜くなっていく。。。 私も少しの間だったけれど、その沼に居た頃がありました。他人を羨ましく思って、子どもや妊婦さんを見るだけで涙が出てしまう。何で?どうして?と考えても、答えは出るわけがありません。本当に辛い時間でした。 Yさんは今まで、他人を羨ましく思う自分を否定し続けてきたけど、羨ましいと思う自分も、生身の人間の正当な感情だし、それも自分そのものなんだと思えるようになってきたとか。最近になってやっと変わってきて、そうしたらちょっと心が軽くなった、と言っていました。 それにしても、とても残念な結果でした。。。 今はどんな言葉よりも、一緒に悲しむ事しかできません。。。 でもいつか、Yさんの明るい光が見えてきますように。。。

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