義経の心中・・・
いよいよ、来週は最終回!義経を暖かく迎え入れた、藤原秀衡がなんと息を引き取ってしまいました。束の間の「穏やかな日々」も、暗雲が垂れ込めてきました。吉次が鎌倉での静の「しずやしず」の舞いのことを報告にきました。義経との間にできた子どものことも・・・。「男の子」なのに「姫君」と言う吉次。全てを察した「義経」・・・。仏前で手を合わせ「おのこ」であるがゆえに「手にかけられたに違いない」(殺された)と悲しみに満ちた表情で弁慶に告げるタッキー義経。悲運のスパイラル、見ていてその苦しみが伝わってきました。それにしても藤原の3兄弟。心配です。正妻、側室、それぞれの息子たち。やはり個性も違います。父親の偉大さを本当にわかっているのは、「国衡」と描くのでしょうか。さぁ、来週はいよいよ最終話。60分拡大版。楽しみです。それから、これだけは言いたい!「北条政子、大嫌い」で・・・、今日の音楽はピアノ曲にします。先ほど紹介した「義経の悲しみ」のシーンでとても時代劇にはそぐわないピアノの音色が美しく流れていて、心に残りました。少し悲しい曲ですけど・・・ショパンのノクターン「遺作」です。小原孝さんの演奏、素晴らしいですよ。