2006/07/24(月)22:51
ハル?永眠…
とてもかわいらしい女の子でした。
女の子1匹、理想の出産のはずでしたが、残念ながら赤ちゃんは助かりませんでした。。。
19時代だったでしょうか、いったん落ち着いてうとうと寝ていたうららが、ふとまた舐めだしたのでみてみたら、いよいよ!という状態に、電気つけっぱなしのまま、うららを抱えて結局また病院に向かっていました。病院がやっている時間だったら、やっぱり連れて行こうと思っていたので。。。
車を発進するなり、うららは私の腿の上で赤ちゃんを産みました。
うららも一緒に羊膜をやぶりかけてくれていたのですが、病院もすぐそこ。
でも、素人目にもこの子が助かる確率は低いと思いました。
病院にうららと子犬を連れて、バッグなんかは車に放置で診察室に飛び込んだのですが、やはり赤ちゃんは助かりませんでした。
まだその子は全く毛もはえておらず、『胎児』という状態でした。ラニが生まれてきたときの様子とは全く異なりました。
でも結構大きかったんです。10センチ以上はあったんじゃないかな。目も耳も口もわかるし、爪もありました。足もながくて、前足をクロスしてました。
とてもかわいい赤ちゃんでした。
多分、普通の方がみたらグロテスクそのものだったかもしれません。
なのでもちろん写真は載せませんが、私はその子の写真を撮りました。
とってもとってもかわいい子でした。
今日は病院に3往復しました。
病院の先生をはじめ、奥さん、スタッフの皆さんに本当に感謝しました。
最後はちいさなきれいな箱に赤ちゃんをいれてくれました。
朝もうららが心配で後ろ髪を引かれる思いで出社したパパさん、夜も一生懸命早く帰ってきてくれようと電話をくれましたが、ちょうどそのとき私は電気つけっぱなしで携帯おきっぱなしで病院にいってるとき。
帰ってきてようやくパパさんと連絡は取れたのですが、パパさんは早く帰ってきてくれました。
男性は結構見れないかもしれない…と思ったその子、パパさんは見てくれました。
本当に嬉しかったです。
うららは私たちがその子犬を抱いているとき、においをかぎつけたのか、もう動かないその子を舐めていました。見せちゃって可愛そうなことをしてしまったと反省しました。その子を箱に戻すと、泣いていました。
やっぱりうららにもわかっていたのかなと。
悲しかったけれど、うららが元気でいてくれたことに感謝しています。
きっと赤ちゃんがいなくなったのも、私たち夫婦に神様が与えた試練であり、赤ちゃんが自分の命をうららにくれたのかもしれない。
赤ちゃんはまだ名前を選んでいる最中でした。
夫がつけてくれたのは「ハル」でした。
うららを名づけたときにも特にお馬さんのハルウララのファンとかいうわけでもなかったんだけど、ウララという響きが気に入って。
ハルも男の子でも女の子でも合いそうな名前でいいなぁと思っていました。
ハル、虹の橋で元気に遊んで待っていてね。
いつか会おうね。