カテゴリ:男の子の育児
幼稚園でなかなか活動に入っていかない、当初はカバンや水筒を投げるなど乱暴だったということもあって、発達心理の先生とも私が面談をすることになりました。月に1回あります。前回は約1週間前。
やはり子供の行動・精神状態と家庭環境はつながっているということで家族の様子をきかれます。私としても夫の無関心な様子、「挨拶をしよう」「鯉のぼりをたててほしい」という私にとっては普通の頼みに対して突然不機嫌になる様子を話さずにはいられませんでした。 夫の実家の家族の様子もきかれました。夫の専攻は理系であり今は理系の技術職であることなど。 結論としては、「人は変わらない」「気質はある程度遺伝する。→つまりnaoくんが自分のこだわりを持って注意を受けても行動を変えない部分は気質もあるかもしれない。」「人は自分が育てられた過程で受けたものしか返せない。→育った家庭環境は連鎖する」「夫は物事を論理で把握していて知的に対処して会社・社会でやっていけているが、人の感情や思いに反応するのではなく知識・論理で対応する。自分のこだわりがあって、それに夢中になると周囲はみえない、聞こえない。そういう気質の人が違う環境に入った時に自分の反応として返事をしない、反応をしないことがある。彼にとっては、それが(自分に)気を遣う行動。」 最終的なアドバイスは「虐待をしているわけではない、それなりに幼稚園のイベントにも参加するから夫のことを少し変わった・こだわりを持った人間として気にしない。考えない。」「理想の家族を追わない。」「子供を育てる上で情緒的に接するのは母親一人でも大丈夫。」 和気あいあいとした家庭であったら、きっとnaoにもそれは伝わって、そういう風に人と接して友達を作って将来の人生のパートナーも大事にできるはずと考えていたから、理想を追うなと言われることはショックでした。 ついでに言えば、気質が遺伝するとか、人は受けたものしか返せないとか、ブリを5匹さばいて切り身にして届けてくれる私の実家に「感謝だね~」と私が言っても、夫が(ブリを食べているのに!)無言でいることは私の実家に対する劣等感の現れという指摘もつらかった。 私だって決していつも和気あいあいとした家庭に育ったわけではなく、皆でにぎやかに過ごしたり色々な場所に出かけたりするのが好きな家族である一方で、いまだに違う意見は全く受け入れてもらえない、一時期は怒号の飛びかう家庭だったから、劣等感はむき出しにしてぶつけるものではなく、それをバネに希望をかなえるものだと何となく感じてきた。前向きにかえて行かなくては、人にぶつけて何になるのかな。 気質、遺伝、連鎖と言われて先週末は頭の中は混乱し、用事をこなしていたけれど、どこか心あらずでした。 けれども幼稚園の担任の先生は、話をしてみるとnaoくんは自分の行動のどこがいけないか分かっていて自分で言えるそうで、「本当に何か悪いか分からずに行動する子もいるので、naoくんは徐々に自分の行動を変えていけますよ」と言ってくれます。 心理学的な分析による見方と普段接している人の見方は違うのでしょう。 「変えたい」と思うことで衝突やつらさも多い日々だけれど、「人は変わらない」と断言されることで、すっきりした部分もあります。理想を捨てるつらさとの天秤だけれど、、きっと私が落ち着いてnaoくんを情緒的な部分で支えてあげられたら、物事がいい方向にむくのかな。 家族には話せる状況ではなくて、この育児相談の内容もブログにしか書けずにいて、私自身が自分のつらさを書くことで、読んで下さる皆さんに思いをぶつけてしまっているようです。 しかし、今日もFAXが送れないと怒り出して、私がアドバイスしても「はぁ?」とけんか腰でした。生活の中ではお互いにアドバイスしたり声をかけたり知らず知らずのうちに物事が起こるから、「気にしない」という態度も難しい。FAX送信がうまく行かないぐらいでイライラされてもね。 ※映画「相棒」を観てきました。結末は分かっちゃったけど、個性的な登場人物をながめる安 心感がありましたよ。 ※念願だった蛍の観察会に参加しました。雨の切れ間に蛍の舞いをみました。またブログに書 きますね。 ※我が家の柚子の植木鉢には、あっという間に6~7個の卵がうみつけられ、2ミリぐらいの黒 い幼虫が生まれました。山椒の植木鉢にも卵が。花屋いわく「虫と植物の生存競争」始まっ てます。我が家のベランダにもアゲハがよってくれたと思うと、ちょっとうれしいです。 21日間不満を言わないと人生が変わるという本があるそうで、私も挑戦してみようかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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