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生存確認用になりつつある日記(仮)

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2006/11/08
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カテゴリ:読書感想駄文
記念すべき小説感想第一回がこれですか。まぁいいや。
自殺の話になったんで、これを紹介しておきます。ちなみに出版は講談社X文庫ティーンズハートなので、かなり読みやすい少女小説です。
これはそら。が中学生の時に読んで号泣してしまった話です。この本のすごいところは、なんといっても現役中学生によって等身大に描かれたいじめの実態、等身大の登場人物の気持ち。
今読み返すと、どうも文章の拙さに目がいってしまって(すみません;)泣くに泣けないんですが、中学生のときは本当に胸にくるものがありました。

かるーくあらすじを紹介しますと、
主人公の京歌は才色兼備で高校受験を控えた中3。両親の仲は冷え切っていて、離婚しそう。そんんな京歌のクラスではいじめが行われていた。ターゲットは絵の才能がずば抜けているが内気な少年、秦野。彼は京歌のおさななじみだった。いじめを見て見ぬふりをしていた京歌。しかしある日突然自殺した秦野から彼女あてに手紙が届いたのだった。
で、京歌がいじめのターゲットになりました、と。
これに加えて翼という謎の少年が登場したり、京歌の家庭の事情がこじれてきたりします。
で、最後には主人公が精神的に成長して、いじめに立ち向かっていくわけですよ。

あらすじはこんなかんじです。最後はどうも不完全燃焼な気がしますが。
この本は、講談社が主催しているなんとか大賞の佳作を受賞した作品なんですよね。で、作者のデビュー作。審査員のコメントでも話の詰めの甘さは指摘されてますが、素人の中学生にしてはなかなかじゃないですか。エラソーなこと言ってるそら。には逆立ちしたって書けませんよ;
この本には続編があります。「わたしたちの翼」だっけかな?ごめんなさい、本が手元にないんですよ。(あらすじも記憶に頼ってるので間違ってたらすみません;)続編では、いじめっ子側から見た話と、高校生になった京歌の話、それから読者から寄せられた感想文を基にした登場人物たちの座談会が収録されています。特に感想文はリアルです。

この話は、前述の通り発展途上な作者によって書かれたので、大人の方にはどうもお薦めできません。や、別に読んでいただいて構わないんですけどね。でも、中高生のみなさんには一度読んでもらいたいですかね。視野や考え方を広げるためにもね。

最後にこの作者さんについて。
この作品ではまり、続編のほかにも「海」「雪のしずく」を読んでみましたが、なんだかなぁ・・・。「海」はまぁ話が上手くまとまってたし、壮大なテーマを扱っていてすごいなぁとは思うんですが、どうして主人公があそこまで祐に関わるのかいまいちでしたし。(恋じゃないと断言してますし。)「雪のしずく」に至っては・・・うーん、この人の描く恋愛モノってなんか・・・って感じでしたね。そら。の理解度が足りないんでしょうか。確かに寂しさは誰もが抱えているものかもしれませんが、あそこまで満たされてる人たちがそこまで貪欲に寂しさをうめようとするものなんですか?いまいち共感できませんでした。

余談ですが、さっきネットでティーンズハートについて調べてたら、今年の3月で刊行が終了されてるじゃないですか!そんなに人気がなかったんですね・・・;
中学の時は小林深雪の三姉妹シリーズが女子の間で流行ってて、なんだかんだ言いながらもちゃっかり読んでたんですが。そっか、終わっちゃったのかー。嗚呼青春日々よ。自分がどんどん過去の人になってきますね。怖いです。





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最終更新日  2006/11/09 12:37:34 AM
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