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テーマ:ワイン大好き!(30231)
カテゴリ:論評
飲み残したワインの保存方法として、
一部のワインラバーでプラティ・プリザーブが話題ですが、 あまり使いたくない商品です。 そもそも、 この容器、ポリエチレンでできているのです。 ポリエチレンというと、思い出す方もおられると思いますが、 ラップの素材で、ブショネの原因であるTCAを 吸着する性質を持ちます。 試したことがある方ならわかると思いますが、 確かに、ポリエチレンをブショネのワインに入れると、 ブショネの臭いはかなり軽減されます。 しかし、同時に、ワインの香りも減ってしまいます。 これは、ポリエチレンが非極性の分子を吸着するためで、 TCAを吸着すると同時に、 香りの原因となる非極性の化合物も吸着するからです。 ということは、プラティ・プリザーブでワインを保存すると、 かなり香りの要素が減ることが予想されます。 ワインの保存には、ポリエチレン製の容器は、不適当です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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