テーマ:山登りは楽しい(12027)
カテゴリ:大峰山系
一昨日の19日、伯母谷覗から大普賢岳を歩いた。
すこぶる快調! ・・もしかして、私、めっちゃ体力付いたんちゃうん・・ なんか、こう、体の中にパワーが満ち溢れているような気も何となく・・するような・・ヽ(^Д^*)/ (ま、勘違いもはなはだしいことは、すぐに分かるのですが・・・) 三連休の最終日、今日もうだるような暑さだという。 ・・が、家でうだうだしているわけにはいかない! おまけに、朝のワンコの散歩を息子に頼める日を逃す手はない! よし!! 今日は軽~く、八経ヶ岳ピストンといこう! オオヤマレンゲ、まだ咲いているかもしれへんし。 一昨日のあの人気の無い奥駈道の様子からすると、人出もそれほど多くないはず( ̄ー ̄) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自宅5時半出発。 行者還トンネル西口には、10台余りの車が停まっているだけだった。 7:15 行者還トンネル西口出発 今日も小坪谷沿いの道を登る。 5月末に行者還岳の帰途下った時、途中で踏み跡がばらけてしまった箇所を確かめたかった。 谷の水はほとんど涸れている。 滝もちょろちょろと流れているだけ。 谷から離れ、ジグザグに山腹を登る。 ・・やっぱりキツイやんか・・・(><) 木立が直射日光を遮ってくれるものの、とにかく暑い!! ぐんぐん登っていくが、踏み跡のばらけているところなど見当たらない。 枯葉に覆われていた道もこの一月ほどの間にオオヤマレンゲ詣での登山者に踏み固められてか固く締まっている。 2,3メートル直登気味に這い上がったところで・・ ここやーー!! この画像、上から撮ったものなのですが、上から下ってくるとこの株のところで間違いなく右に下ってしまいます。道を知っている人でない限り。 ここは左に下らないといけないんですね~。 右の明瞭な踏み跡はしばらくしてばらけてしまいますので、斜面をずるずるとずり落ちるように下ることになります。 ま、それでも大したことではありませんけどね(;^_^A ま、今日はそれを確かめられただけでも来た甲斐がありました。満足です。 さあ、帰りましょう!! ・・って下山したらあかんがな・・イテッ!\(-_-) いや、それにしても暑い! しんどい! 8:20~8:25 奥駈道出合 いつもと同じぐらい1時間近くかかってやっと奥駈道出合に辿り着いた。 少しばかり風が吹いている。 休憩されていたご夫婦に聞くと、昨日は山の上もうだるような暑さ。 山頂で27度あったらしい。 5分ほど休んで右に奥駈道を辿る。 ここからは多少のアップダウンはあるものの、ゆるやかな稜線歩きだ。 頭上には真っ青な空がひろがっているものの、弥山方面はガスが湧いている様子。 途中2,3人すれ違っただけで静かな奥駈道。 晴れていれば弥山・八経ヶ岳が望めるが・・ 石休の宿跡を過ぎ、出合から50分で聖宝宿跡。 理源大師にご挨拶をして、ここから聖宝八丁の登り。 9:15 聖宝宿跡 バイケイソウもまだ咲いていた。 木の階段が現われる頃にはかなり足がくたびれていた。 が、出合から前後して歩いて来た男性に引っ張られて、かなりのハイペースで歩いてしまう。 弥山小屋まで後少しだけれど、大台・大峰の展望地で水分補給の休憩。 やっぱりガスに覆われ展望なし。 程なくポンプの音が聞こえてきて、弥山小屋に着いた。 疲れた・・ 9:50~10:15 弥山小屋(弥山へ) おおー! あれが新設されたトイレらしい。 小屋前のベンチにも、4,5人の人が休憩しているだけだった。 オオヤマレンゲはまだ少し咲いているらしい。 とりあえず弥山山頂へ。 八経ヶ岳がすぐそこに見える。 山頂の神社の前で、居合わせた方がシャッターを押して下さった。 今日も新アイテム(CW-X&ブーツ)の装いだ!! だが、それを身に付けている本人の中身は変わっていない。 しょぼいへたれのオバチャンだ(>_<;) さて、八経ヶ岳に向かうことにしよう。 今日は山頂からの展望はまず期待できないやろな・・とは思うが、わずかに残っているというオオヤマレンゲに会いに行こう! 八経ヶ岳は時おり西から押し寄せるガスに見え隠れしている。 鹿避けの柵の中に入ると・・ おおーー! 煙るようにカラマツソウ!! これは・・ サンカヨウ・・の実・・ですよね・・ それにしても、葉っぱ、こんなに大きくなるんや・・ 直径20センチ以上はある! そして・・遂に・・ 咲いていました!! 葉陰の日の当らないところには、わずかですが蕾も残っています。 暑い中汗まみれになりながら登ってきた甲斐がありました。 山頂でも展望など、もう多くは望みません・・ けど・・七面山が見えたらいいのにねえ・・(^~^;) 山頂手前、あ~やっぱり釈迦ヶ岳方面は見えません。 10:35~11:20 八経ヶ岳山頂 山頂は、前後して歩いて来た男性一人のみ。 この方は愛知を朝3時に出てこられたらしいです。 しばらくして、一人二人と人がやってきました。 それでも静かな山です。 釈迦ヶ岳方面のガスは晴れません。 愛知の方といろいろ話しているうちに、50分近くものんびりしてしまいました。 下山です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ▲縞枯れ状の弥山(鞍部から) ▲弥山小屋手前から八経ヶ岳を振り返る ▲美しい苔に覆われた国見八方覗 11:35~11:50 弥山小屋 新しいトイレをお借りしましょう。協力金100円です。 買いそびれていた山バッチも買いました。 聖宝八丁からは、朝見えなかった稲村ヶ岳や大普賢岳が霞んでいるものの望めました。 ▲大普賢岳 手前の稜線のコブは行者還岳 ▲つい先ほどまで、弥山が見えていたらしい ▲北側の樹間より鉄山が間近に望める 13:10~13:20 奥駈道出合 久しぶりに尾根通しの道を下ることにしました。 が、木の根や小石がゴロゴロの急坂、やっぱりこの道は登りも下りもキツイですね。 14:10 トンネル西口 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 軽~く八経ヶ岳をピストン・・のつもりが、とんでもない! 昨年5月には、旧友と明星ヶ岳まで足を延ばし、おまけに帰途行者還岳手前の花畑までヤマシャクヤクを見に行ったのですが、今より遥かに歩けたもんだと我ながら感心します。 ま、今日は暑かったし・・ね・・(・・と、自分に言い訳したりして・・汗) 来週の旧友とのアルプス、歩けるかしらん・・・ちょっと不安のルネオバでした( ̄~ ̄;) 2007年5月28日 快晴の緑溢れる奥駈道を辿る~弥山・八経ヶ岳~レポ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 24, 2008 10:31:09 AM
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