シロヤシオの奥駈道・・行者還岳(大峰) 2008年5月28日
今週末、久しぶりに山の友人たちとの山行。運動不足と膝の調子も思わしくなく、付いていけるかかなり不安。・・で、トレーニングと、膝の調子を見るため行ってきました、行者還岳。実は、前日も葛城山を水越峠からちょこちょこ・・っと。▲ツツジ園の向こうに金剛山ツツジもすっかり散り、山頂は人影もまばらです。台高から大峰の山並みが遠くに霞んで見えます。▲左:稲村ヶ岳とバリゴヤノ頭 右:弥山から釈迦ヶ岳登り1時間、下り40分。たったこれだけの下りで、何やら膝に違和感・・先が思いやられます・・(T-T)さて、今日は・・・ 2008年5月28日(水) 行者還岳(大峰)1546,2m10:00 行者還トンネル西口今日は午後から急速に天気が崩れるらしいので、しなの木平への直登ルートを登ります。急坂の登山道には、シロヤシオが散っています。シャクナゲもこの辺りはほとんど終わり。10:40 しなの木平手前辺りから、満開のシロヤシオがチラホラ見え始めました。奥駈道に出ると、やはり満開です!少し蕾も残っていますが、今がピークのようです。びっしりと重いほど花を付けた木もありますが、まばらに花を付けているものも全く咲いていないのもあります。3年前(2005年)のシロヤシオは見事だったのですが、今年はまずまずといったところでしょうか。いやいや、毎年あれほど花を咲かせると木が弱ってしまうでしょうね。今年も忘れず美しい清楚な花を咲かせてくれたことに感謝しましょう。木立を通り抜ける風の音、時おり聞こえる鳥のさえずり・・こんな美しい空間を独占・・贅沢ですね~ブナの新緑も美しい・・枝先から鉄山が覗いています。あ~、あそこにも登りたいですね~・・花畑にやってきました。ヤマシャクヤクが数輪咲いています。昨年より少し花が少ないかな?クサタチバナは咲き始め。ここで初めて花を撮影している方に出会いました。11:35 行者還小屋小屋の中を覗いてみましたが、やはり誰も居ません。山頂も私だけなのでしょうか?山頂への道の途中で向こうから単独の男性がやってきました。朝5時に山上ヶ岳を出発され、今日は弥山まで行かれるとか。はるばる長野からいらっしゃったらしいです。12:10 山頂やはりひっそりと静まり返っていました。山頂付近のシャクナゲは満開。絶壁の淵まで行ってみます。天気予報通り、弥山方面は雲が掛かりはじめました。奥駈の稜線に向かって、引っ掻き傷のように崩壊した白い谷がせり上がっています。聖宝谷です。・・しかしね・・どうやってあそこを登るのでしょうね・・( ̄~ ̄;)足元を見下ろすと、緑の海の中に小屋の屋根が埋もれています。絶壁を見下ろしながら昼食。12:45 下山開始行きにしっかり写真を撮ったはずなのに、やっぱり花の前で立ち止まってしまいます。13:50 しなの木平次第に雲が広がってきて、行きに見えていた鉄山も隠れてしまいました。気持ちは少しばかり急きますが、奥駈道出合付近のシロヤシオも見てみたい。小坪谷の道の様子も見ておきたい。ってことで、遠回りしました。14:25 奥駈道出合弥山からの登山者がいるかな・・と思いましたが、やはり誰にも出会いませんでした。奥駈道出合付近のシロヤシオもなかなかのものでした。シロヤシオ、よくよく見ると色も大きさもいろいろあるんですね。ほんのり紅色の濃いものも可愛らしいですね!小坪谷沿いの道は、倒木が道を塞いでいる箇所で踏み跡がばらけていたり、昨年より荒れているようでした。15:10 トンネル西口着早めに下山できたので、帰途、鉄山の登り口と稲村ヶ岳クロモジ尾の登り口を偵察に行きました。行きたいな~・・・もうちょっと膝、鍛えないとな~・・・▲白倉谷林道から 大日山お暇な方は2005年5月28日のレポもご覧下さい。丁寧に書いていますので読み応えがあります。クドイとも言いますが・・(^~^;)レポ⇒こちら