|
カテゴリ:私の事
今度は、ちょっと違った意味でドキドキな話
こっちの話を聞きたいって人が多かったので・・・ またまた思い出をダラダラ書くし、 ウソのようなドロドロ~な話なんでスルーしてね。 彼(Bさん)は野望を持っていた。 普通の生活はイヤだ(要するに金持ちになりたかったんよ) 彼の先輩はネットワークビジネスで成功していて 一緒にやろうとさそわれたのね。 付き合ってすぐの事だった。 で、彼もその気になってやり始めた。でも扱うのは化粧品。 自分だけでは絶対に無理と思った彼は、一緒にやろうといいだした。 あまりやりたくなかったよ。 その商品を使うならOKだったけど、それを友達に勧めるのはね~ でも、 「結婚したとして1DKのアパートに質素な食事がある生活がした いのか?」 「こども医者になりたいって言ったらどうやって金を出すつもりだ?」 「共働きして必死に働いて子どもを鍵っ子にしたいのか?」 などなど散々言われて、結局パートナーとしてするようになったよ。 私はそれなりに友達に色々紹介して、売上は上がっていった。 でもね、彼はビジネスをするようにしろって言うよ。そんなの誘えんよ。 ビジネスセミナーをしたり色々、会場を取るのをやったり・・・・ 裏方の仕事をしよった。 収入より出費の方がいっぱいで何のためにやってるか判らん時もあった。 彼は、手当たりしだい知ってる人にビジネスを勧めてたよ。 元カノにまで・・・・・・・ 初めて元カノに会ったのは、彼の家だった。 部屋で仕事の打合せとかしてたと思う。すると誰かが来た。 女の人の声。てっきり妹だと思ったよ。 「出よう」って彼が言って部屋から外に出た。 外にいた女性に「こんにちは」と会釈をすると、 物凄い顔で睨まれたのを覚えとる。 彼女は無言で彼の部屋に駆け上がって行った。 彼も部屋に上がって。それから凄い言い合いの声が聞こえて・・・ 私は訳も判らないまま車の中で待っていたよ。 彼が降りてきて「今日は帰って」と言われ 「何で?ちょっと待って、意味が判らん誰なん?」って言うと 彼は私の車に乗り込んで「出よう」って言った。 それからどこかドライブに行ったっけ。 そして彼女が元カノだったこと。 ネットワークビジネスに誘ったこと。など色々話してくれた。 全部聞いて私は安心した。 その夜、家に帰るとオカンが血相を変えて出てきた。 オカン「アンタBさんの妹さんから電話があったよ。」 私「はぁ?」 「さっき家でお宅の娘さんと兄の婚約者がバッタリ会って、 娘さんが兄を連れて飛び出した。 母も心配になって私が代理でかけてます。 お宅の娘さんはどんな方ですか?って聞かれたから ○○高校を出て、○○短大で学生会の会長して、 △△社に勤めてますって言ったよ。 あんた婚約者がいる人と付き合ってたの?何を考えとるんね!!」 こっ婚約者!!(o゜д゜o/)/ 私、騙されてたの? さっきまでの安心感はもろく崩れ落ち、慌てて彼に電話した。 でも彼は否定した。 私たちが家を出た後、元カノは彼の部屋で電話のリダイヤルで 私の家にかけたみたい。 そして『人を疑う事を知らないうちのオカン』に 私の事を根掘り葉掘り聞いたらしい。 (妹と名乗ったとはいえ他人に私の全てを話すオカンもどうかと思う) その夜から元カノの嫌がらせが始まった。 「アンタB君の何?」「彼女です」「いつから?」「4月から」 「あなたこそ何?ちゃんと別れてるって聞いてますけど」言った瞬間キレた! 「別れてない!ついこの前までモーニングコールしてたんよ!この泥棒ネコ・・・」 電話は永遠と続いた。 切ったら怒って何度もかけてくるから、切るのは止めたよ。 (今考えると、彼と彼女どっちが真実を言ってたんじゃろうか?) ある日は、Bさんとの馴初めを永遠と語った。 「卒業旅行のハワイのホテルのベランダで後ろから抱きしめて 『ずっと好きだった』ってキスした・・・」 好きなだけ語って、最後は「この淫乱!泥棒ネコ!!」で終わるの。 言いたい事を全て言うと気がすんで、その後かけてこない。 途中で切るとまたかける。 どうでもよかったよ。 私の仕事は毎日22~23時の残業が当たり前。 ひどい時は夜中の1~2時って日もあった。 それから帰ると今度は元カノからの嫌がらせ電話が永遠と続いて・・・ 休みは土日じゃなかったけど、たまの休みはビジネスのセミナー。 それに行くと元カノがいる。彼の下でビジネスするっていうけど、 それはよりを戻す為の口実。 他の人に私が彼女よ~と主張するように彼の腕に組む。 とても私より2つ歳上の女性がしているとは思えない行動だった。 ある日セミナーで、Bさんは駐車場のスピーチする偉い人と話してた。 私は彼の車の運転席でシフトをドライブにしたままブレーキを踏んで待ってた。 突然、運転席のドアが開いて・・・見上げると元カノが立ってた。 そして無言で私の横っ面をグーかパーか判らんけど殴った!! ふち無しメガネを掛けていた私。 メガネは吹っ飛び、私は何が起こったか判らなかった。 そのまま彼女は、そ知らぬ顔で彼の傍にいった。 もしちゃんとエンジンを止めてたら… やられたらやり返すタイプだから殴ってたと思う。 ふっと唇に生暖かい感覚がして、触ると血が・・・・ 鼻血!?(>_<)バックミラーを覗くと、小鼻がサクッっと切れてる!! 殴られた時にふち無しメガネがバキッと割れ、 レンズはガリッと私の鼻に刺さったらしい。 殴られて痛かったんじゃなくて切れてて痛かったんよ。 な~んで私が殴られんといけんのんじゃろぉ~ 私が何をしたってゆーんよ。 嫁入り前の顔にキズがついてしもーたー(´Д`lll) とか色々考えよったら涙がボロボロ出てきて止まらんかったよ。 話に夢中だった彼もいつまで経っても駐車場に留めるわけでもなく、 駐車場の真ん中で止まって出てこん私に気付いたらしく、走ってきた。 鼻からダラダラ血を流しながら泣いてる私を見て目を丸くしてた。 話を聞くと「ゴメンな。ワシのせいじゃ」って何度も謝って。 「オレが守るから」みたいな事言われた気がする。もう覚えとらんわ。 そこで見切りつけて別れときゃよかったんよ。 でもパートナーとしてビジネス始めとったけぇ、それも許されんかった。 彼は、自分の下の手前パートナーって事は隠されてる。 要するに「縁の下の力持ち」的な存在になってた。 それから一年以上この状態は続いたよ。 私は家の電話を「迷惑電話お断りサービス」にした。 かかってきた6件まで「この電話はお取次ぎできません」って つながらないサービス。 でも電話番号は変わってないって事に気付いた彼女は公衆電話から 掛けてくるようになった。 彼女の嫌がらせはひどくなり、会社にまで電話がかかるようになった。 Bさんの会社には私の名前で嫌がらせのFAXが入った。 彼の部屋の合鍵を持ってた元カノは、 夜中に勝手に入って、枕にナイフをつきたてたり 私がプレゼントしたネクタイを切り刻んだり、 電気も付けずにストーブの傍に座ってたり、 彼の家から私に電話して着信拒否にしたり・・・・・。 思いつく限りの嫌がらせをしてたよ。 警察には行ったよ。このままじゃ殺されると思ったから。 でもストーカー法が出来る前。 男女間のトラブルは立ち入らないって終わってしまった。 そして両親にも「別れろ」って言われるようになった。 でもそれって逆効果なんじゃろうね~ 周りが別れろって言われると逆に離れたくなくなるよ。 Xmas 彼女の嫌がらせで、わざとその日にセミナーを入れられて。 デートはできんかった。 なんかね~本当に疲れた。 年が明け、Aくんから電話があった。 私の心はすごく揺らいだよ。 でも、その数日後・・・明け方だったと思う。 電話が鳴った。「やられた!・・・・火をつけられた!!」 電話の向こうから『バチバチ』って何かが焼ける音と 遠くから『カンカンカンカン・・・・』消防車のサイレンが! もうどうしていいか判らんかった。 心臓はバクバクするし。それから電話がいっさい繋がらないし。 死んでしまったんじゃないじゃろうか?って心配でしょうがなかった。 彼には「絶対に来るな」って言われてたので、どうする事も出来んかった。 兼業農家だった彼の家。 彼の部屋は母屋の隣にあった納屋の2階を改造した物だった。 納屋全焼。 彼女は捕まった。でも県でも有名な有能弁護士がついた。 そして火災の原因は『たばこの火の不始末』とされた。 元カノは頭がいい。 部屋の入口に彼がいつも置いている灰皿に火をつけたんよ。 彼が警察に相談に行った事を告げると 「そんな記録はない」冷たく言われた。警察は信用できんって思ったよ。 民事裁判で納屋って事で500万しか賠償金を彼女が支払う事になった。 日本建築だから2千万くらいしたらしい。同じ物を立てるのは無理だった。 それでも精神的におかしいって判断されたのかもしれない。 元カノは彼の半径2キロ以内に近づいてはいけないって定められたみたい。 それから嫌がらせはなくなった。 でも、それからますます彼はお金の亡者になった。 ネットワークビジネスってノルマがある。 今月足りそうに無いって判ったら私に頼ってくる。 「あと○ポイント足りない助けてくれ」って。 私は、買わなくてもいい化粧品を買わないといけなくなった。 もう限界! 途中、何度も「辞める」って言った。 その度に「辞めてもいいよ。その代わりその収入分お前が水商売でも 何でもして稼げ」とか言われたよ。 私は前の会社を辞め、今の会社に変っていた。 土日休みで、残業ほとんどなし。時間はあるけど収入が激減した。 彼の収入は多くなるけど、私は出費が増えたよ。 それなのに 「お前に会いに行くだけでガソリン代がかかってるの判ってるか?」 って言われだした。 同じくらい私だって彼のところに行ってた。車で1時間半くらいの距離。 日に日に酷くなる暴言。 ここに書けないくらい汚い言葉を毎日浴びせられるようになった。 酷すぎて、傷つきすぎて、何を言われても忘れる事を覚えた。 なんかだんだん何のために付き合ってるのか判らなくなった。 親は「別れろ」としか言わない。B君は人として考え方がおかしいって。 さらに彼の周りの人に・・・ お世話になってる人の友達に私は騙された。 年の離れたお姉さんみたいな存在で私は大好きだった。 彼のこと色々相談して親身になって答えてくれてた。 「頑張りすぎよ別れた方がいいよ」って。でもそれは違ってた。 裏では「あの世間知らずのお嬢さん私が別れさせてあげる」って ゲーム感覚で笑ってたって聞いた。 でもね、それは彼が言ったことだから・・・今となっては本当か嘘かわからん。 騙されたって判った時、本当に人間不信になった。 もう誰も信じられないって。 生きる事すら辛くなって何度も『死にたい』『死のう』って思ったよ。 悩んで、悩んで、悩んで・・・・・ 別れる決意をした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[私の事] カテゴリの最新記事
|