カテゴリ:カテゴリ未分類
わたしの高校は、同じ市内にありながら、通学時間に40分もかかります。朝の苦手なわたしが、起床をするのが、確か6時45分ごろ、トーストだけをたべて、7時20分の電車に駆け込んでいた毎日を思い出します。電車をのったあとは、さらにバスにのること、20分。バスは、時間が確定しないので交通渋滞に巻き込まれると大変な目に会います。いつだったか、降りるべきバス停で、誰も降りるブザーを押さず、一駅先のバス停まで連れて行かれたことがありました。わが高校の生徒でぎっしり埋まっていたバスにもかかわらず、止まらないってのは、運転手さん意地悪すぎですよね~!そのときは、バス一台分の生徒が遅刻をしたのでした。
バスは通勤時間帯と重なるので、もうめちゃ混みなんです。体が痛い!バスは電車に比べて揺れるしもう地獄!それがいやでいやで、もっと近くにも通える高校があっただろうに・・・と思うのですが、人間通学に楽な高校を必ずしも望んでいるものではありません。反対に、隣にある高校に入りたくても通えないって場合もあるのですから・・・。 そうそう、電車とバスにのっての通学なのに、時たま定期を忘れて駅につき、泣く泣く乗車券を買って乗り込んだこともありました。私の母はこういうところはすごく厳しく、「本人がまちがえたんだから、お小遣いから、電車賃を出しなさい」と言われてました。お小遣いの額が限られていた高校生のわたしにとって、往復の電車賃をお小遣いから出すことはかなりきつかったのです。 がんばって、自転車で行ってみたりもしたことがありますが、1時間もかかり、帰りは、自転車を放置してバスと電車で帰りたくなってしまいました。自転車通学をトライしたのが、なんと冬のさむ~い日。寒さも苦手、体力も自信なしのわたしは、泣く泣く自転車で家路に着きました。自転車で通学したのはたったの2回。だから、今でも、自転車で15分以上もこぐことは苦痛で、子どもの習い事も、自転車で5分以内のところにしか通っていません。どんなにいいところがあっても、5分以上かかると、自分の体力に自信がなく、あきらめてしまうほど・・・。それを思うと、わたしの英語教室に通ってきてくださる生徒さんには、本当に感謝です、30分もかけて自転車で通室してくれる人がいるのですから・・・。 わたしって結局は、通勤や通学が苦手なんですね。あ、得意な人はいませんが・・・。それを思うと、今の仕事は通勤時間ゼロなので、こんなに楽しちゃっていいのかと、罪悪感さえ出てきます。 高校時代は、精神的、肉体的、経済的にもきゅうきゅうしていたわたしでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年11月04日 23時08分53秒
|