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2004年08月13日
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英語は私の得意分野?
近所の英語教室の先生との出会いは、たぶん私の英語人生?始まりだったと思います。その先生は、以前中学校で英語の先生をしていた経験があり、中学生の英語の教科書中心に個人指導をしてくれました。急に文字を読ませ、日本語を理解させます。ノートも学校の先生らしく、ノートの左に教科書の英文を2行おきに書き、右ページ半分に一行おきに日本語訳を書きます。右ページのその半分には、文法事項や単語を書き込みます。新しい世界に入ったように思えた私は、なんだかよくわからないけれども、「英語の勉強はとっても楽しい」と思えるようになりました。ヒマさえあれば、英文をノートに写し、辞書で単語を調べていたのです。理解しているわけではなくただ教科書を写すその「作業」がとても楽しかったのです。それを見ていた両親は、英語を勉強している(ように見える)私をすごく褒めてくれました。だから私も自然に「もっと勉強してほめられたい」と思うようになっていきました。私の親は英語には全く素人ですから、「今からそんなに勉強していたら、将来は通訳だね」とまで言ってのけていたのです。そのうれしそうに話す両親の言葉を鵜呑みにし、「通訳」という言葉もわからないまま、親のいうことを素直に聞いて、私は将来通訳になるんだと思い始めました。その先生も私をとても気に入ってくれて、「あっこちゃんは、将来きっと通訳ね」なんて言ってくれました。
小学校3年から6年生までの4年間をこの先生から、中学校の英語の教科書を中心とした英語を習いました。これだけを読めば、「さぞかし英語の実力がついたでしょう」と思われるかもしれませんが、長くやっていたわりには、小学6年生になっても「話せない、読めない、書けない、聞けない」私がいました。そんなことも気づかないまま、自分の実力とは裏腹に、私の英語に対する自尊心だけは大きく大きく成長していってしまったのです。友達に対しても私はある種の優越感もありました。英語が読めるたり(字面だけ、筆記態が書くことができたり、友達からも尊敬の的になります。すごくいい気持ちでした。他の皆ができないことを私はできる!と思っているわけですから、こんなにうれしいことはありません。実力がそれほどついていないとは知らぬまま中学1年生を迎えることになりました。





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最終更新日  2004年08月13日 13時08分21秒



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