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こんな風に書いてみると、私が英語を学習した動機というのは、かなり幼稚じみた理由だったのかもしれません。つまらない意地とでも言うのでしょうか・・・。他の日本人留学生と一緒にされたくないとの理由で成績優秀からアメリカの大学を卒業するという目標、妊娠できずそれを逃れるために勉強したこと、それが大きな力になっていたのだと思います。
私の英語は、20歳から真剣に学習したといえます。20歳からがまさに私の英語人生?の出発点だったのかもしれません。妊娠したのがちょうど30歳の時、つまり20代は、ほとんどの時間を英語に費やしていたわけです。全ての時間が全て自分のものであったのですから、勉強する時間はたくさんありました。こんなに勉強したのに、それほどの成果があったというわけではないのが、なんとも情けなく恥ずかしいです。 具体的な学習方法としてまとめると、 ◎留学中大量に本を読むこと、大量に講義を聴くこと、自分の意見を述べること。 ◎帰国後、家庭教師をしながら、大学受験の問題集を総復習したこと、 ◎ニューズウィーク、タイム、英字新聞を毎日読み、英語のニュースを毎日聞くこと 私は、自分はあまり頭が良くない、ということを知っています。「勉強もせずに、たまたまできた」なんてことは自分の人生で一度たりともありません。でも、私なりにがんばれるところまでがんばろう、という動機やら気持ちが良い時期にやってきて、それなりに努力したことは確かです。 そして、28~9歳ごろだったでしょうか。TOEICを受けてみたら880点でした。900点を目指したかったのですが、それ以後TOEICを受けることなく今まできてしまいました。そして、妊娠と同時に「もうこれ以上英語は勉強したくない」と思うほどに燃え尽き、英語はもうどうでもよい事柄となっていってしまいました。余談ですが、全然英語の勉強をせずに20代を過ごした夫のTOEICはその当時、初めて受けたテストにもかかわらず950点で、一体私は何をしてきたのだろうと、愕然としました。夫も結果をみて素直に喜べず、私に悪いと思ったのか、自分のテスト結果をみせずにしばらく隠していました。今となっては笑い話ですが・・・。 英検は、日本のなかでの英語力、TOEICはもう少し実践的に英語に対するPromptnessが試されるような気がします。どちらも試験のためだけに勉強するということは無意味だと思います。試験のために英語が存在するのではなく、英語を使って何かをすることが目的だと思います。ただし、英語の先生は英検とTOEICは必ず受けるべきだと思いますが・・。 そして、英語の聴く力は、どの言語でも理解力がモノをいうと実感しています。私は、ときどき日本語でさえも、なぜ皆が笑っているのかわからない時もあるし、日本語でも時々聞き取れないことがあります。根本的に自分の理解力を何とかしなければ、もうこれ以上英語力は伸びないだろうと改めて思います。 私は研究タイプでは決してなく、どちらかというと商売(というと悪く聞こえますが、ビジネスなら聞こえはいい?)が好きなのだと思います。大きなビジネスではなく、あくまでも身の丈でやるビジネスが楽しいです。 以上をふまえて、自分の子どもの英語を考えると、子ども自信が自覚して英語を勉強しようと、思ってもらえることが一番重要なのではないかと思います。お金をかけても、親が何をしても、子どもが何もしなければどうにもならないことなのではないかと・・・。 私はバイリンガルではありません。確かに、英語の全く不得意な人から見れば、「ペラペラしゃべれる」と思うかもしれませんが、ネイティブにしてみれば「通じから、大丈夫よね・・・」というぐらいのレベルです。私の親も、英語は全くダメでしたが、「英語はできるとよい」という考えを小さい頃から洗脳されて育てられ、またその環境はその当時私の親ができる限りのことはしてもらったと思います。 長い目で見ると、細かいことはどうでもよく、親の考え方、親の愛情、思春期を迎えた時に子どもが英語に対してどのように考えるかによるところが大きいのではないのかと思います。私の好きな言葉に、You can take a horse to the water, but you cannot make him drink.というのがあります。本人が望まなければ傍からはどうすることもできない、という意味です。子どもには「本人が真剣に望むこと」を親としてバックアップしてあげたらと、まだまだ未熟な私は母親として思います。あまり小さな細かいことに捕らわれず、もう少し大きな枠の中で、子育てをしていかなければと自戒をこめて思います。 あ~あ、また今日も小言をいってます。大きいことは書けるのに、自分で実際親となって実践することはどんなに難しいことか。。。私もまだまだ修行がたりませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月24日 09時58分58秒
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