LOGOS OF LUPRIA

2005/02/20(日)20:33

レースイの湯

温泉(20)

 久々に自宅での治療が入り、ミュージカルの練習は休んだ。何分にもギリギリの生活、仕事があるなら仕事を優先させなくてはならない。僅かでも現金が入ることは本当に助かる。これで入金日まで繋がるだろう。  疲れもたまっているので夕方からではあったが、夕張まで走ることにした。まだ行ったことのないホテルマウントレースイ内にある「レースイの湯」。夕張には何度も来ていて「ユーパロの湯」の方には何度も入っているのだが、平成15年にOPENしたレースイの湯は写真などで見てもあまり惹かれなかったので今まで行かなかった。  JR夕張駅のすぐ目の前にあるホテルマウントレースイはまだ入ったことがない。温泉はホテル併設で日帰り入浴の入口は別にあり、こじんまりとしたお風呂であった。ホテルの温泉と言うことで設備はちゃんとしていて洗い場も一つ一つの間に壁があって使いやすい。桶を置く高さも丁度いい。プラスチック製の椅子もあちこちにあって休むことも出来る。ミストサウナもあって、中の一角には夕張備長炭が大量に敷き詰められていた。ジャグジーなどもあるが、いかんせん広さが足りない。脱衣場も浴室も浴槽も露天も狭いのである。  後で付け足した建物だけに仕方ないのだろうが、どうも“作った温泉”という感じがしてゆったりくつろげる自然な雰囲気がない。露天も高い壁に囲まれて展望は利かず、折角の緑がかった“美人の湯”なのだが、情緒を感じさせては貰えなかった。ユーパロの湯のほうが温泉としての味がある。  久し振りの長距離ドライブだが、由仁や長沼は空いていて、確かにアスファルトは出ているが雪が路面をうねりながら舞っている状態で、それでも車の流れに乗ろうとすると100キロくらいのスピードになる。車間を空けて走っているとそんなスピードでも抜かしていく車が多いが、とにかく自分の身を守るのが最優先。そりゃ早く家に着きたいが、事故を起こしては元も子もない。マイペースで、何かあっても対処出来るように車間は大きく空けてスピードダウンする。  やっと家の近くまで来て、「大して降ってなくてよかった」と安心しながら登っていくと、私の家の前の通りまで登ったところで、一気に積雪が倍以上もあった。よく職場時代バス通りの下に住んでいる同僚にも「今日は大して降ってなかったしょ?」と言われ、自分のところの積雪を信じて貰えないことが多々あった。高所というのはある高さから急激に積雪が増えることがよくあるのだ。下界では竹箒ではいても済むような積雪でも、上の方では20センチ以上も積もっていることが少なくない。  今日も家の前は20センチ近く降っており、しかも強風の為吹きだまりになって、凹んだ場所の周辺は30センチ以上も積もっている。階段は影も形もなく消えていた。車に積んでいる小さなスコップを片手に持ち、階段を一段一段足を置く場所を作りながら玄関に入った。だが、雪はまだ降り続いており明日は休み、暗い中で除雪をする元気はなく、ゆっくり休むことにした。  枝豆を茹でようと片手鍋にお湯を入れたとき、異変は起きた。ここ最近右肘がいつも痛かったのだが、お湯を半分ほど入れた片手鍋を持つ手がブルブルと震えている。力が入らない。必死で力を込めれば何とか力は入るが、いつもの気持ちでやるととても持っていられない。変だなと思いつつ、座ってビールを飲み始めたが、ワイングラスで飲んでいたのだが、そのグラスを持つ手がまたブルブルと大きく震えている。注意していないと落としてしまいそうだ。  一体どうしたというのだろう? 以前首を痛めていたときに左腕がパタンと落ちてしまうことはあったが、右腕の異常は初めてだ。しかも感じからいって頚部に由来するものではなさそうだ。肘周辺の筋肉に何らかの異常が出ているのか? 仕事の影響か? この程度の仕事量で負荷が掛かるならとてもやっていけない。温泉治療でよくなるだろうか? 自分でオイルマッサージをしてみるか・・・ 

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