2008/09/04(木)15:03
愛し合える、心許せる友人@Sex and the CITY
愛し合える、心許せる友人を持てることって、
なんて幸せなことなのだろう・・・
そんな風に実感出来る映画、『Sex and the CITY』を
まさしく女友達とつるんで観てきました♪
アメリカのTVドラマから火がついた、『Sex and the CITY』の映画版ですね!7月にOPENしたばかりの映画館、あの『新宿ピカデリー』での鑑賞をも一緒に初体験してきました♪(*^^)v駅からも近いし、綺麗だし、もちろん全席指定の入替え制だし、音響も良くて、なかなか快適でしたよ♪
まずは、Sex and the CITYを、より楽しめるためにも、
TVドラマのシーズン1だけは全て観終えて、下地を作った上で行ったので、
だいたいの相関図や、ストーリー性やらを理解出来てて映画を楽しめ、
非常に良かったと思われます。(*^^)v
これは、独身時代からの女友達4人が繰り広げる、
人生と恋愛に関する前向きに生きる女性達のドラマなんですけど、
映画では、アラフォー(Around40)に入った女同士の物語になってきます。結婚・出産・育児・仕事・夫婦・家庭・家族・男と女・・・そういうことの酸いも甘いも、全てを経験しつつ、
今尚、その真っ只中で試行錯誤している女友達それぞれのライフスタイル。
それはそれはAround40の女として、
とてもとても大変な時期へ突入の女の時代なのです。
ただ、楽しくておかしくて、やりたい放題で、彼氏もいっぱい居て・・
結婚も現実もほど遠く感じていたあの若い頃とはだいぶ違う。
もっと切羽詰まった現実の中で生きないといけない女達。
みんな若い頃とは違うのだけれど、
相変わらずの友情、女を忘れない4人、お互いを刺激し合い、励まし合い、ケンカして、
泣いて笑っての珍道中物語。心底腹を割って個性をさらけ出せる気の置けない関係なのである。
いつまでも子供みたいに、おかしなプライドで張り合う関係でもなく、
お互いを愛し合っている、非常に素敵な関係なのだ。
「愛」と云うものは、色んなパターンがあるけれど、
「愛し合う」とは決して、男女間のものだけでは無いことを教えてくれる。
親子愛や、兄弟愛、師弟愛、友情愛などと。。。沢山あるけれど、、、
その中でも、ある種、特殊で優れたコミニケーション能力で結ばれる
この女同士の「愛情」は気心の知れた女同士の中にだけ存在するのかもしれない。
女の友情って結束力によっては、力強くてすごく頼りになるものだ。
しかし、場合によっては全てがそうでもなくて、
嫉妬深く独占欲の「善くない女の部分」が強く前面に出てしまう場合の付き合い方は、
「愛ある友情には育たないものなのだ」
建前で付き合うような、関係にしかならない。付き合ってもらえない。親密な友達関係を作れるのは、
その人の「人としての能力コミュニケーション」なのでは、無いのだろか?
★どれだけ、自分の本音を心を開いて相手に表現出来るのか。★どれだけ、お互いの違いと欠点と長所を受け入れることが出来るのか。
(また、それが、お互いに意識出来るのかも大事かもしれません)★どれだけ、相手を客観的に自分と重ねることが出来るのか。
この三つでは無いのかと、私は思ったりもします。
女性は、比較的男の人より嫉妬やらヒステリックになることも
多々あるのだけれども、(私もそうの一人ですけど) それは、ある種、女性が感情豊かで、色んな表現が出来て、
現実を見る力があるからじゃないのかな?
それが無いと、現実としてしっかりと根を下ろすことが難しいし、
家族をいたわる事や、
他の部落とのコミュニケーションが取れなくなるから、
狩に出た男たちを待つ間の生活を守る、女性に備わった本能能力なのかもしれません。
女同士が友情として、愛し合えることが出来るようになるには、
(レズでは無くて(爆))
善くない意味でのプライドとか意地とか、
ネガティブな張り合い、競争、ライバル心、依存心が無い関係だからこそ、
成り立つような気もします。
このどれかがあると、
本音では付き合えない難しさが出てくるのも、女性ならではの特徴かもしれませんね。
もちろん、いい意味での互いを意識をしたり
何かを協力するべきライバル心は、大きな結束にもなるし、
刺激にもなるし、自分自身を努力や向上へと結びつけるので、
むしろかけがえのない、存在で、非常にポジティブな関係になれます。
「彼女の羨ましい部分を私は盗もう、近づける努力をしよう」「自分をちゃんと持って、自信も持って、違う部分は個性として認め合おう」
そうお互いが思えればいい関係になれそうな気がするな。
Sex and the CITYでは、それぞれが傷ついた友達を守り、励まし、支え合い、
傷ついた友人のために本気で怒り、泣き、笑い、沢山の「愛」を表現してくれています。4人の個性が混じり、それぞれの価値観で話し合い、それぞれが、自分で選択する道を手助けをする。そんな関係なのである。 『ソウルメイト(魂の伴侶)』とも呼べる存在だ。
男性のように、プライドが先に前に立つ関係ではないので、
はなから捨て身なトークが炸裂なのだ。
恋愛のこと、SEXのこと、男のこと、体のこと、性癖のこと、結婚のことなど・・・
「実は、恥ずかしくて誰にも聞けなかった!」というそんな内容が、
物凄くリアルで赤裸々なのである。
そして、みんなと同じ部分で共感し、安心し、違った部分では、新しい世界や楽しみを知り、
体験してみたり、チャレンジしてみたり、文字通り他の性格と価値観の違う女友達から
刺激をいっぱいいっぱい貰えるのだ。
そのチャレンジ精神、経験は、自分磨きへの大きな一歩へのきっかけになる。
「もっと、女は女としての生活や、喜びやオシャレを
誰にも遠慮なく、充実感を思い切り堪能していいのだ!」 このドラマ&映画を観た女性のほとんどが、そう勇気づけられることだろう。
「そうそう、そうなのよ、そんなことあるよね!」て、
万国共通でうなづけるハズなのだから。(笑)
だからこそ、これだけ世界中に愛されるドラマになったのであろう。
私には、
流石、アメリカらしいと思える程の、女性の強さも要所要所で感じられ、
ある意味、このお国違いを羨ましかったりもしましたが、
(だって、女がメチャクチャ強くて、媚びなくてカッコイイ。(爆))
しかし、日本女性の善い所の、
奥ゆかしさも、まだまだ日本にはあるな~とも実感出来ました。日本女性は、まだまだ真面目なのかもしれませんね。(爆)
でも、女性が女としての人生の道程や、その都度に考え、ぶつかる箇所も
世界中みんな同んなじなんだなぁ・・・と、とっても共感♪ 地球が動き、動かすパワーの源は、
もしかしたら女性の力なのかもしれませんよ♪ そんな風に勇気を貰えて、楽しくて、可愛くて、けなげで、力強い。
女性向けの映画でした(*^_^*)
ドラマから全てのシリーズを観たら、
かなり『女性の本性と本音』を知ることになるでしょう。なので、男性も女子の世界を覗いてみるのもいいかもしれません。
ちなみに
映画では、脇役で出演してるジェニファー・ハドソンもイイ味出してますね。思えば、私にも、心を許して分かち合える友人の存在があることに、
なんだか、嬉しくてとってもHAPPYな気分になれました!
これからも、長い付き合いと、永遠のガールストークをよろしくです♪♪♪
PS,「あなたを愛しているけれど、私には、私が必要なんだとやっと分かったの・・・」
・・・深いです。しかも共感しました。(^_^;)
by,映画Sex and the CITYでの、サマンサが恋人へと言うセリフ