2005/07/25(月)21:36
第二頚椎。
ただいま。
おばあちゃんときちんとお別れしてきたよ。
ろったん(妹)がね、よく、おばあちゃんの爪にネイルを塗ってたの。
【ネイルを塗ってるお洒落なおばあさん】
と、周りの人に褒められるのを嬉しがっていました。
生きているうち(意識朦朧時だけどね)に、ろったんがペティキュア塗ってあげてたの。
指にも塗ってあげたかったけど、
手の震えがあるから塗ってあげられなくて。
で、息を引き取ってから、ろったんと私で片手ずつ塗ってあげました。
手持ちのピンク系ネイルが1本しかなくって、
使ったやつなんだけど、
そのネイルね、ピンクはピンクでも、
温度によって、ネイルの色が変わるやつだったの。
ろったんと私もおそろいのネイルをしたんだけどさ。
おばあちゃんと全然色が違うんだよ~~(><)
おばあちゃんのはピンク色が濃くでてるのに、
私たちの指のネイルの色は、淡いピンク。
おばあちゃんの体温が冷たくなってしまっているって、
痛感させられました(;×;)
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そんなこんなで、かわいくかわいくかわい~い状態で送り出しをできました。
お骨はね、やっぱり87歳と高齢だし、ほとんど残らなかったよ。
そんな中、
以前手術してた、両膝の人工関節と、先日手術した首を支える金具だけが
焼け残っていました。
首のところに、こんな異物を埋めてたのね;;
って辛かったです。
お骨を拾うのは、ろったんと一緒に拾ったよ。
顎の部分の骨~とか説明を受けてたんだけど、
骨の中でね、首の骨の一部もあったんだ。
その首の骨は、第二頚椎の骨。
……おばあちゃんは、第二頚椎を骨折して、その結果、手術→免疫力低下→内臓機能低下→腎不全。
なの。
「こちらのお骨が第二頚椎になります」
って説明を受けたときは、とても切なくなったよ。
第二頚椎。
おばあちゃんが、骨折したところ。
でも、そこが遺骨として納められたことは、ちょっと切ないけど、嬉しいかな。
嬉しいというと、嬉しいとは言い切れないから、複雑な心境だけどね。
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私さ。
以前大好きなおじさんやおばさんを送るとき、
号泣の号泣で、もう会えないってすごい虚しくって。悲しくって。たまらなかったんだ。
大好きで、最愛のおばあちゃんとのお別れは、それを超えてもっと悲しく狂いそうなほどだと思ってた。
でもね、
案外、心が穏やか。
なんでだろう?って不思議な感じ。
きっとね、
きちんと私がいくのを待ってて名前呼んでくれてたこと。
きちんと息を引き取るときに、立ち会えたこと。
きちんと送ってあげようと思ってたとおり、きちんと素敵な形で送ってあげられたこと。
そして、い~っぱいのおばあちゃんとの思い出と、愛情の中で育まれてたこと。
おばあちゃんのために、久々に賛美歌・聖歌を心の中から歌えたこと。
が、あるからかな。と考えてる。
おばあちゃんの最後、唯一の望みは、
【私がクリスチャンに戻ること。そして天国できちんと再会できること。】
今は、まだ心が開かないから、教会に行きたいと思える状況ではないけど、
でも、おばあちゃんの最後の願いだから、
そのうちに、自然と行きたくなったら、戻れそうな気がするよ。
おばあちゃんとは、これっきりのお別れじゃなくて、
きちんと、天国で再会したいとは思っています。
おばあちゃんの最後のお願いは、もうちょっと時間がかかりそう。
でも、それでも、きっといいと思う。
おばあちゃんの最後のお仕事は、
「自分の死を孫達にみせること。天にかえる喜びを知らせること」
って言ってたんだって。
おばあちゃんは、きちんと最後のお仕事をして、死んでったんだね。
87年間、お疲れさまでした。
私が生まれてから、ずっとずっと味方でいてくれてありがとう。
大大大好き(≧∀≦)
おばあちゃんが居なくなって寂しいけど、
おばあちゃんが教えてくれたことはいっぱい残ってるから、
きちんと教訓にがんばるつもり。
明日は、何しようかな。
本当だったら、クルたんと万博行く日だったんだよね。
今から来ないかな~。