ヒヨっ子らいかのFF XI 合成日記

2005/07/25(月)21:36

第二頚椎。

病気・介護日記(12)

ただいま。 おばあちゃんときちんとお別れしてきたよ。 ろったん(妹)がね、よく、おばあちゃんの爪にネイルを塗ってたの。 【ネイルを塗ってるお洒落なおばあさん】 と、周りの人に褒められるのを嬉しがっていました。 生きているうち(意識朦朧時だけどね)に、ろったんがペティキュア塗ってあげてたの。 指にも塗ってあげたかったけど、 手の震えがあるから塗ってあげられなくて。 で、息を引き取ってから、ろったんと私で片手ずつ塗ってあげました。 手持ちのピンク系ネイルが1本しかなくって、 使ったやつなんだけど、 そのネイルね、ピンクはピンクでも、 温度によって、ネイルの色が変わるやつだったの。 ろったんと私もおそろいのネイルをしたんだけどさ。 おばあちゃんと全然色が違うんだよ~~(><) おばあちゃんのはピンク色が濃くでてるのに、 私たちの指のネイルの色は、淡いピンク。 おばあちゃんの体温が冷たくなってしまっているって、 痛感させられました(;×;) ************ そんなこんなで、かわいくかわいくかわい~い状態で送り出しをできました。 お骨はね、やっぱり87歳と高齢だし、ほとんど残らなかったよ。 そんな中、 以前手術してた、両膝の人工関節と、先日手術した首を支える金具だけが 焼け残っていました。 首のところに、こんな異物を埋めてたのね;; って辛かったです。 お骨を拾うのは、ろったんと一緒に拾ったよ。 顎の部分の骨~とか説明を受けてたんだけど、 骨の中でね、首の骨の一部もあったんだ。 その首の骨は、第二頚椎の骨。 ……おばあちゃんは、第二頚椎を骨折して、その結果、手術→免疫力低下→内臓機能低下→腎不全。 なの。 「こちらのお骨が第二頚椎になります」 って説明を受けたときは、とても切なくなったよ。 第二頚椎。 おばあちゃんが、骨折したところ。 でも、そこが遺骨として納められたことは、ちょっと切ないけど、嬉しいかな。 嬉しいというと、嬉しいとは言い切れないから、複雑な心境だけどね。 ********** 私さ。 以前大好きなおじさんやおばさんを送るとき、 号泣の号泣で、もう会えないってすごい虚しくって。悲しくって。たまらなかったんだ。 大好きで、最愛のおばあちゃんとのお別れは、それを超えてもっと悲しく狂いそうなほどだと思ってた。 でもね、 案外、心が穏やか。 なんでだろう?って不思議な感じ。 きっとね、 きちんと私がいくのを待ってて名前呼んでくれてたこと。 きちんと息を引き取るときに、立ち会えたこと。 きちんと送ってあげようと思ってたとおり、きちんと素敵な形で送ってあげられたこと。 そして、い~っぱいのおばあちゃんとの思い出と、愛情の中で育まれてたこと。 おばあちゃんのために、久々に賛美歌・聖歌を心の中から歌えたこと。 が、あるからかな。と考えてる。 おばあちゃんの最後、唯一の望みは、 【私がクリスチャンに戻ること。そして天国できちんと再会できること。】 今は、まだ心が開かないから、教会に行きたいと思える状況ではないけど、 でも、おばあちゃんの最後の願いだから、 そのうちに、自然と行きたくなったら、戻れそうな気がするよ。 おばあちゃんとは、これっきりのお別れじゃなくて、 きちんと、天国で再会したいとは思っています。 おばあちゃんの最後のお願いは、もうちょっと時間がかかりそう。 でも、それでも、きっといいと思う。 おばあちゃんの最後のお仕事は、 「自分の死を孫達にみせること。天にかえる喜びを知らせること」 って言ってたんだって。 おばあちゃんは、きちんと最後のお仕事をして、死んでったんだね。 87年間、お疲れさまでした。 私が生まれてから、ずっとずっと味方でいてくれてありがとう。 大大大好き(≧∀≦) おばあちゃんが居なくなって寂しいけど、 おばあちゃんが教えてくれたことはいっぱい残ってるから、 きちんと教訓にがんばるつもり。 明日は、何しようかな。 本当だったら、クルたんと万博行く日だったんだよね。 今から来ないかな~。

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