2007/07/30(月)18:53
潰瘍性大腸炎妊婦の場合。
私の持病の「潰瘍性大腸炎」って病気。
一応、厚生労働省認定難病ってことになっているのですが、
年々発症者が増えている病気です。
その原因は未だよくわかっていなくて、完治しにくい病気なんですよね。
病気って個人差があるのですが、私の場合、直腸型で、3年前に大腸検査をした時、
20cmの潰瘍が直腸にあるという診断がありました。
発症したのはよくわからないですが、3年前、ちょうどウルリカを出産後、
劇的に悪化してしまいました。母乳で育ててたので薬も飲めず、
初めての出産育児のストレスが重なり、相当辛かったです。
今回、2人目を妊娠していますが、妊娠前は症状が落ち着いていたのですが、
つわりでまた悪化しています。毎日下血状態で、
いずれまた大腸検査をしなければならないでしょう。
とはいえ、見た目は元気そう(性格もあるけど)な私なので、
あまり重大に思ってもらえないことも多いです。
普段の生活で基本的に気をつけているのが、食事です。
「低残渣(ていざんさ)」=消化によいもの を食べることになりますが、
私の場合、禁忌なのが
牛肉
これを食べるとかなり悪化します。
ここ5年くらいは口にしていません。
結婚式の披露宴やフルコースなどでも、あらかじめ牛肉は変更してもらったりしてます。
原材料に牛肉エキスというのも、できれば避けています。
他にも色々あるのですが、「食物繊維豊富」な食べ物は×です。
タケノコとか、ゴボウとか、おから。そういったものは絶対食べません。
通常なら、腸の調子を整える♪って感じですが、健康な腸ならいいのですが、
私の腸はいうなれば、やけどを負った炎症ばりばりの状態なので、
繊維質は刺激してしまう何者でもありません。
以前、「そんなに好き嫌いあると大変だね。」と言われたことがあるのですが、
これは好き嫌いではありません。
病気で食べられないもの、それはアレルギーと同じです。
蕎麦アレルギーの人は、蕎麦を食べると死んでしまう事もあるし、
アトピーの人は卵がダメだったり、フルーツアレルギーでキウイがダメだったり。
世の中には色んなトラブルを抱えている人がいます。
でも、知らない人もいるので、「こうなんだよ」と自分のことを知らせることも必要かと。
幸い、私の身近な人は理解してくれているので、良かったなーと思います。