[Ulrika 妊娠&誕生編]の記事一覧 | 盲腸妊婦の日々。blindtarmsinflammation

チューしないからね。

我が家では、毎朝パパが会社へ行く時、玄関でお見送りします。でも、最近、ウルリカの態度が悪いパパが「行ってくるね」という時、大体ウルは朝ごはんをまだ食べている途中なので、しぶしぶ椅子から降りてお見送りしなければなりません。その時も、「チューしないからね。」と、念を押して、廊下を歩いて玄関まで行くんです。今日は、ママがパパに「行ってらっしゃいのチュー」をして、「ほら、パパ、ウルのために頑張って会社行くんだよ。チューしてあげて」とウルリカをパパの顔に近づけると、オラ。と、アッパーを決めるウルリカ。「ひどい･･･。パパ、寂しい」と、パパ。憮然としているウルリカ。「そんなことしたら、パパ悲しいでしょ。」と、ママがもう一度パパにチューしたら、ふきふきふき。と、ウルリカがママの口を必死に手で拭きました。OJ!（スウェーデン語でOH!）って感じ。本当に報われない、パパです。なんでだろう？優しくって、怒ったりもしない激甘パパなのに。

April 2, 2007

誕生まで　うまれた！編

分娩台に上った私は、ああ、これでようやくいきめる･･･。と嬉しかったです。きばりたいのに、きばっちゃだめ！と言われる辛さ、それは赤ちゃんを産んだ事のある人にしかわからない辛さ･･･。「さあ、もういつでもいきんでいいですよー。」と、言ってくれる看護師さんたちが天使に見えました。私の左隣には、不安そうな夫が私の飲むミネラルウォーターを持ってスタンバイ。「あ、すごい、もう赤ちゃんだいぶ降りてきてる･･･。」「え？本当？初妊婦さんだよね？すごいすごい！」「うそ！ちょっと待って、まだ私手袋してないし！！」「旦那さん、後30分ほどで生まれますよ。」看護師さんは、私の足元でバタバタ用意をし始めました。おいおい･･･。だから言ったじゃん、もう出そうなんだってば。でも、うひゃあああ、明け方が後30分にまた訂正？？もうすぐ生まれるの？すごい！早い！！「えっと･･･それでですね、私、母親学級行ってないので、いきみ方がわからないんですが･･･。」と、私。そう、盲腸で入院してたりして、結局、母親学級へは一度も行ってなかったのです。「え？あ、そうなの？？じゃあ、言うとおりにしてくださいね。」「はい、わかりました、指示出して下さい。あ、あと、生まれた後、胎盤を見せて欲しいんです。見たことないので。」「胎盤？あ、いいですよ。わかりました。いきみ方ですが、陣痛の波がきたら、息を吐いてー吸ってとめていきむ！。です。」「え？え？む、難しいんですけど･･･。まず吐いて、吸ってとめていきむ？」「そうです。」戸惑っているうちに、波がきてしまった。「はいっ！吐いてぇーーーーーーー思いっきり吸って、今いきむ！！。」･･･難しいよー！なんじゃそりゃ。「頑張って！、おへそを見るようなかっこでいきんでね。」･･･注文が多いんですけど･･･。そして、この体勢でいきむのも難しいんですけど！そんな事はおかまいなしに、波は次々やってきて、その度に私は隣の看護師さんの「はい！吐いてーーーーーー吸っていきむ！」の指示に合わせて、必死に呼吸しながら、いきみました。今までの人生でこんなに必死にいきんだのはもちろん、初めて。目の前が真っ暗になって、毛細血管ぐらいはぷちぷち切れそうな勢い。「いいかんじよぉ～、じゃ、ちょっと休憩。お腹の赤ちゃんにも酸素をあげましょう。」･･･へ？休憩できるの？あ、波の間にね、そう、休憩ね、よしよし、ちびたん、酸素をあげよう。すーはーすーはー。「じゃ、そろそろ、行きましょうか。はい！」うぐぐぐぐぐぐーーーーーーーー「ああ、頭が見えてきたよ･･･。」と、隣で夫が震える声で私にようやく実況中継をしてくれました（笑）「あ、頭？」「うん、髪の毛が見える･･･。頑張って！」「頑張ってるって！！」･･･そう、私はこれ以上ないくらい頑張っていましたよ。でも、夫にしたら、頑張ってとしか言えないよね･･･。その瞬間、ちゅるん、と赤ちゃんが出てきました。「はい、生まれましたよー、おめでとうございます！」ほぎゃあほぎゃあほぎゃあ･･･。生まれたての赤ちゃんの、何とも形容しがたい鳴き声。「うまれたー･･･。やったあ･･･。」「やったね。」夫と私は、生まれたばかりのウルリカを見て、感動のあまり泣く･･･どころか、「うひょー、し、しろむらさきいろしてる･･･。」と、びっくりしてしまいました。その上、へその緒が一重首に巻きついていました。「へその緒巻きついてるし。」感動より、そのビジュアル面がわたしたちにとって印象的でした。分娩台にのぼって32分。あっという間にウルリカはこの世に生まれてきました。「ようこそ、この世へ！」その後、生まれたばかりのウルリカは、産湯につかり、身長体重を測られ、タオルにくるまれてパパになった夫の腕に先に抱っこされました。その時パパは、「俺に似てる･･･。」と思ったそうです。パパがウルリカを抱っこしている間、看護師さんや助産師さんは、私の後処置をしていました。胎盤が出たら見せて下さい、とお願いしていたので、「胎盤出たよ～、ほら！これです！！」と、ちゃんと見せてくれました。両手を合わせたくらいの大きさで、真っ白なへその緒がそこにくっついていました。「ありがとうございますー。」胎盤も無事出て、私のお腹を優しく軽く押してくれる看護師さん。その度に、ジャージャー音を立てて、何かが流れていきました。後でわかった事ですが、生まれたてのウルリカを抱っこしたパパは、看護師さんに、「決して奥さんの方を見ないようにして下さい。」と、まるで鶴の恩返しのようなせりふを言われていたそうです。なんでも、そのジャージャーは、出産後の子宮から出て行く大量の血液その他うんぬん･･･。それを見て、パパが貧血を起こして抱っこしたウルリカごとひっくり返っちゃ大変だから、そう言われたんです。しょーえー。しばらくして、ようやく私のもとへ生まれたてのウルリカが来ました。タオルに包まれていて、分娩台の上で寝ている私の右腕にそっと置かれました。「今から、おっぱい吸わせますね。」そう言って、看護師さんがウルリカの顔を私の胸に押さえつけました。ウルリカは、何ともたよりなさそうに、へふへふへふ･･･。と、おっぱいを探して口を動かし、看護師さんに導かれておっぱいに吸い付きました。ちくちくちく･･･。誰も教えてないのに、生まれたらすぐおっぱいを吸うようにプログラミングされている赤ちゃんってすごい。ただ、残念な事に、私は寝ているので、ウルリカの顔をはっきり見る事ができませんでした。頭頂部には、まだうっすらとぬめぬめした血がついていて、それを見て、ああ、さっきまでお腹にいたのに、今はもう抱っこしているんだな、と、感慨深かったです。そうしてちょっとおっぱいを吸わせてから、ウルリカはまた看護師さんに抱かれ、「生まれて24時間はこちらで見ますから、ゆっくり休んでください。」と、連れて行かれました。そして、その後、2時間程分娩台で休んで、私はまたよっこらしょと立ち上がり、もう胎動のしない身軽になった体でよろよろと陣痛室に戻りました。私が陣痛室に戻った時間は、もう夜中の3時過ぎ。パパになった夫は、「お疲れ様、ありがとう･･･。」と言ってくれました。「ありがとう、疲れたでしょう、私も眠るから、帰って休んで。」そして、夫が帰ってから、まだ興奮冷めやらぬ私自身は、だんだん夜が明けてくるのを窓から眺めながら、「･･･はー、一仕事終えたわあ。次は男の子がいいなあ。ああ、お腹空いた。」と、陣痛が始まる前に夫が差し入れてくれたメロンパンを食べて、眠りに付いたのでした。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆そんなこんなで私たちの元に生まれてきたウルリカです。出産後から1歳になるまでのどたばた子育て日記は、また後日時間ができたら書いてみようと思います。長ーい文章、最後までお読み頂いてありがとうございました！！

September 12, 2005

誕生まで　陣痛編。

出産予定日は、何にも変化がないまま過ぎてしまいました。それから、2日過ぎた朝。おしるしがきました。そして、ちょろちょろなんだか流れていくものが･･･。「破水したかも！？」夫を起こして、病院に電話をしました。破水してしまったら、すぐに入院なんです！と言われ、入院グッズを持って病院へ。先生に内診してもらったものの、破水じゃない様子で、子宮口も開いてないし、出産まではまだまだ、と言われてしまいました。でも、予定日も過ぎているし、ベッドも空いているから、入院する？と言われ、そのまま入院する事になりました。「病室空いていないから、申し訳ないけどベッドが空くまで陣痛室でお願いしますね。」･･･じ、陣痛室にいてていいの？看護師さんに案内されるがまま、私は陣痛室に入院する事に。私がおそるおそるその陣痛室に入ると、陣痛室のベッドは全部で3つあり、すでに苦しんでいる妊婦さんがいて、「うう･･･。痛い、いたーい、苦しい。」と、尋常じゃありません。私は心の中で、しょえー！！と叫びながらも、私もこんな修羅場を迎えなきゃいけないんだ･･･。と恐ろしくなってしまいました。「痛い痛い痛い･･･。」「苦しい、もう、だめ、痛い･･･。」私自身、初めての出産ですし、横で苦しんでいる妊婦さんを見ても、どんなに苦しいのか、想像もつきません。「もう、だめです、出そうです、赤ちゃん、出ます。」･･･なにー！！　で、出るの？出るの？？陣痛室ですよ、ここは！分娩室は隣ですよ？出ちゃだめだめ！そんなカーテンの隣の私の動揺など知る由もなく、看護師さんは「はーい、じゃあ、分娩台にのぼりましょうね、頑張りましょう。」と、妊婦さんの肩をかついで、冷静に分娩室まで歩いて行きました。私は、ひー！と思いながらも、結局病室のベッドが空かないので、その日の夜は陣痛室で過ごしました。そして、次の日。その日も、私の子宮口はまだまだ固く変化がないらしく、先生は、「うーん、まだ生まれないなあ、こんなんじゃ。お産が早くなるように、ちょっと刺激しとくわな。」と言って、子宮口をぐりぐりぐりー！とされました（泣）これはめちゃめちゃ痛くって、思わず私は内診台を上にずり上がってしまったほどです。「ごめんな。でも、もしかしたら明後日くらいに陣痛が始まるかもな。初妊婦さんだから、進みが遅いだろうけど･･･。」そういって、先生は帰って行きました。その日も、まだ病室のベッドが空かないとかで、私はまたもや陣痛室にいるはめに。昨日今日と、その陣痛室で私は3人の妊婦さんが分娩室に向かうのを見送りました。私は陣痛が始まってなかったので、のほほんと過ごしていましたが、隣では、阿鼻叫喚の世界で分娩台へと向かっているんです。それは、とってもとっても怖い経験でした。それから、入院して2日目のお昼に夫の両親と義兄がお見舞いにきてくれました。「大丈夫？」と、お義母さん。「はい･･･。でも、まだ生まれなさそうです。せっかく来て頂いたのに。いてて･･･。」「陣痛は始まってるの？」「陣痛･･･ですかねえ？時々ちょっとお腹が変ですけど、それほど痛い事もないです。」「そう･･･。でも、陣痛が始まっても、そう簡単に生まれませんから。大丈夫よ。」そんな会話を交わし、夫の両親達は帰って行きました。私のお腹は、本当にちょっとずつ、ぴりぴり痛み出してきました。･･･これが陣痛？よくわからないなあ･･･。夕方4時を過ぎた頃、夫が一旦家に帰り、家の用事を済ませてから私の実家で夕食を食べ、それからまた様子を見に病院に来てくれる事になりました。6時を過ぎた頃には、私は、この痛みは陣痛かも･･･。と思えるくらいになってきました。「･･･戻ってきたよ･･･。ん？大丈夫？！」ベッドの柵にしがみついて、痛みに耐えている私を見て、夫はちょっとびっくりしたようでした。「うん･･･。多分、陣痛きたよ。でも、まだ全然。痛いけど、我慢できる痛さだし。」「そう、いよいよだね。」「うん。でも、今までここで見てきた人たちみたいに、ものすごく痛いんだろうから、まだまだよ、きっと。」･･･そう、もう、殺してくれ！と言わんばかりの痛み、それこそが出産の痛みなんでしょう！今私が痛いと思っているのは、富士山に例えると、まだ登山口に入ったようなもの。そう思って、私はベッドの柵に足を踏ん張って耐えておりました。耐えながら、私の頭には、以前出産した事のある友人の話が回っていました。「めちゃ痛くってナースコールいっぱいしたら、子宮口全然開いてなくって、まだまだです！って、しまいには怒られてん。」と言う話。そりゃいやだなあ･･･。診てもらって、「まだまだです。」って言われると、何だか、がっかりするよなあ･･･。そう考えると、もう我慢できない！ってくらいにならなきゃ、看護師さんを呼ばない方が身のためかも。怒られるなんて、まっぴらだわ。そうそう、子宮口が開いてお産が早く進むために、運動してみよう･･･。この産科病棟は5階だから、階段で上り下りしたらいい運動になるじゃん･･･。私はナースステーションに行き、「階段上り下りしてきます～。」と告げ、ゆっくり階段を上り始めました。陣痛は明らかに強くなってきていましたが、痛みには波があり、痛みと痛みの波の間には、平気な時間がありましたし、階段を上り下りするのが結構楽しくなってきて、5階から9階までを3セット繰り返し上り下りしました。途中で、すでに青い紙でできた分娩用の服に着替えた妊婦さんが、旦那さんに付き添われ、必死で階段を上っているのに出くわしました。よろよろと、見るからに大変そうで、そんな姿を見て、･･･ああ、あれが最終形態なのね、私はまだまだだわ･･･、ああ、先は長そう･･･。と、がっかりしました。そんなこんなで、上り下りを終え、5階の産科病棟に戻ってきたのですが、痛みがさらに強くなり、痛みの波が襲ってくる時は、かなり踏ん張って息もできないくらいになってきました。そんな私の様子を見た夫は、「そんなに痛いのなら、一度看護師さんに診てもらったらどう？」と提案してくれ、私もそうだなぁ･･･。少しは子宮口開いているといいなあ･･･。と思い、思い切って看護師さんに診てもらう事にしました。「すみません、だいぶ痛みが強くなってきたので診てもらえますか？」「あ、わかりました、後ですぐ行きますね。」そういってもらったものの、何だかナースステーションが騒がしい。すると、救急隊員とともに、担架に乗せられて涙を流している妊婦さんが運ばれてきたのです。･･･何だか、大変そう･･･。「あの、何だか大変そうなので、そちらの方が終わってからで、私、大丈夫ですから･･･。」私がそう言うと、看護師さんはすまなさそうに、「ごめんなさいね！後ですぐ行きますから！でも、大丈夫？」と聞いてくれ、私が大丈夫ですと答えると、バタバタと分娩室に入っていってしまったのです。そして、看護師さんが戻ってくるまで、私と夫は、また陣痛室で痛みと戦っていました。「ごめんなさい、お待たせしました。どう？かなり痛い？」「痛いですね･･･。一度診てもらっていいですか？」「わかりました。じゃあ、ちょっと内診しますね。」そう言われ、私は陣痛室の隣にある内診台に乗りました。「あ、すごい･･･。今、陣痛きてるでしょ？」「え？あ、やっぱり、これ、陣痛なんですね。」「そうそう、波がきてる。こんな痛さになったのって、いつ頃から？」「･･･そうですねー、6時半位ですかねえ。で、子宮口、ちょっとは開いてきました？」･･･これで全然開いてなくても、せめて気休めでも1センチ開いてるよーなんて言ってもらえれば、これから頑張れそうな気がしました。「今？うん、3センチって所かな。」「3センチ！」･･･おおー。嬉しい。少し先が見えてきたやん！でも、赤ちゃんが出てくる子宮口最大って、確か10センチなはず。うーむ、これからまだまだといっちゃーまだまだか。「この分だと、明日には生まれるんじゃないかな。」･･･そうですか！初妊婦は陣痛が始まってから出産まで何日もかかる人もいるっていうし。明日なら、まだいいほうなのかも？「では、もう少し、頑張ってね。」「はーい。」そう言って、私は内診台を下りてまた、陣痛室へ戻りました。今は午後9時。明日かあ。明日にはちびたんと会えるかもねえ･･･。でも、やっぱり痛い。陣痛って、本当にいざ出産までの出陣！ていう痛さやわ。その後、私のお腹には、陣痛の波を測定する装置がつけられ、時々看護師さんがその装置のデータを見に来ては去っていきました。そんな中、夫の大学時代の友人から、夫宛に「まだ生まれないの？」と言うメールがじゃんじゃん届く。まだ、生まれないの？だとー！！！（怒）そんなん、いつ生まれるかなんて、産む本人である私も知らない事、聞いてくるなあー！いつ生まれるか、それを決めるのは、今お腹で出てくる準備をしている赤ちゃん本人なんだよ。ただでさえ、陣痛でいらだっている私は、どんどん怒りのパワーが上がっていきました。※気になるのはわかりますが、予定日を過ぎた妊婦さんや陣痛に苦しんでいる妊婦さんに「もう生まれた？」「いつ生まれるの？」と、聞くのはやめましょう。すっごいストレスになります。聞いてくるのって、たいてい男の人なんだよなあ･･･。（笑）あんまりむかついたので、私は、いきみ逃しに彼らの名前をつぶやいていました。「いたいのは～○○の方へ行けえええー。」まさか、彼らも出産のいきみ逃しに自分達が使われているとは夢にも思わなかったでしょうに（笑）そうして、私は、呪文をつぶやくように、深呼吸しながらいきみ逃しをしておりました。きゃきゃ。しばらくすると、どうにもこうにも痛くて痛くてどうしようもなくなってきました。座っても立っても、痛さが襲ってきて、相変わらず痛みに波があるので、痛みが治まっていると、ああ、次またあの痛みが来るぞー。うーん、いたたたたた･･･。というエンドレス状態になりました。「痛くてしかたないんですけどおおお･･･」と、看護師さんを呼んで、また、内診してもらいました。「うん、7センチ。順調やね、あ、破水した。」ようやく、破水です。どばーっと、羊水が流れていくのがわかりました。「破水したら、もう、後はどんどん進むよ。この分だと、明け方には生まれるかも。」･･･ええええ！明け方ですか！早まりましたね！でも、どっちみち、深夜料金でしょうね。でも、明け方･･･日付変わって、月曜に生まれてきて欲しいなあ。※入院費用は、出産時、土日祝と深夜だと割り増しされちゃうんです。「ね、明け方には生まれるかも、だって。お母さんたちに電話入れておいてよ。」夫にそうお願いし、夫はお互いの両親に電話をしてくれました。しばらくすると、もっともっともーっと痛くなってきました。痛い、というより、今度は出したい！！赤ちゃん産みたい！　ていうか、出したい！！　いや、出る！！そんな状態でした。でも、さっきの内診では、まだ7センチしか子宮口が開いていないので、このままいきんでしまったら、裂けてしまいます。「いや、だめ、だめかもよ。出そうです。」私は、「殺してくれー！！」と叫ぶほどではないものの、確かに陣痛はとても痛いものだなあと感じていました。「･･･もう、いいでしょう、分娩台に行きましょう。」看護師さんがそう言ってくれて、私はよろよろと別室の分娩台に移動しました。「もう、出ますよ･･･、きっと。」と、言いながら･･･

September 11, 2005

誕生まで　再び妊婦生活編

盲腸の手術から、退院して再びいつもの生活が始まりました。私は7ヶ月になって、ますますお腹は大きくなってきました。盲腸の件で結婚式も1ヶ月延期され、ドレスも選びなおし。ちびたん（ウルリカ）も、ボカスカ胎動でアピってくれるし。元気に育っているようでした。7ヶ月を過ぎてからの妊婦生活は快調そのもの☆まさに健康的な生活を送っておりました。結婚式は、楽しく感動的？に終わり、その次の日には新婚旅行にも行きました。本当は、スウェーデンに行きたかったけど、さすがに手術後と妊婦だからやめました。旅行先は北海道。2人でたくさん美味しいものを食べた旅でした。その後も、ずーっとずーっと快調な妊婦生活。よく歩いたし、家にいても暇なエブリデーだったので、掃除ばっかりしてました。そのうち、掃除するところもなくなってきたので、網戸を外して洗ったり、エアコンフィルター掃除したり、とにかく掃除妊婦と化してました。そんなこんなで、いよいよ出産予定日を迎える事に･･･。

September 10, 2005