加油！台湾生活

老街入り口


散策中


九（イ分）名物　紅糟肉圓


今日は日曜日。夫がいるので遠出をすることにした。　
まずは腹ごしらえの意味を含めて目指すは『基隆』。
高速に乗り１時間ほどで到着。
さっそく有名な屋台街へ向かった。
ここはいつきても人、人、人。
人が溢れかえっていて、のんびり歩いてなどいられない。
ましてや写真などのんきに撮っていられないのだ。
なのでお目当ての麺（肝心の名前を忘れてしまった・・・）と
天婦羅（「てんぷら」と読むが、日本のそれとは違う代物。）を
急いで食べ終え、
帰り道でトマト飴（プチトマトの串刺しにべっ甲飴を絡めたもの。）
を買い、すぐに車に戻ったのだった。

それから本日のメインの目的地『九（イ分）』へ向かった。
ここは言わずと知れた有名な観光地で、
『悲情城市』の舞台として今や台湾観光には欠かせない場所。
私自身、行くのは２度目とあってとても楽しみにしていた。
基隆から車を走らせること約３０分ほどして
『九（イ分）』まで４キロとの看板を見かけた。
が、まもなく車が止まった。
その先には警察官が立っていて右に曲がれと指示している。
『どういうことか？』と警察官に聞いてみたら
なんとあまりにも観光客が多いので交通規制をしていたのだ。
自家用車のみならず観光バスもこの時間帯は直接『九（イ分）』へは
行けないらしい。
仕方なく車を山の中腹に即席に作ったであろう駐車場に止め、
そこから出ている『九（イ分）』行きの路線バスに乗り込んだ。
無料かと思いきや、しっかりと１人１０元とられた。（苦笑）

何はともあれ無事に『九（イ分）』へ着いた。
さっそく老街の入り口へと向かったが、
やはりすごい人、人、人。うんざりするぐらいだったが、
一歩足を踏み入れると、昔へタイムスリップしたかのような街並みに
その混雑さえも気にならなくなったのだから不思議なものである。
細くクネクネした老街を、目に付く店を勝手気ままに見て歩き、
台湾ならではのおやつを買い、食べ歩く。
小姐１号と２号を夫に任せ、私と彼女はすっかり観光客だった。
（いや、彼女は本物の観光客だった。笑）

あっという間に時間が過ぎた。
日も暮れてきたので、そろそろ駐車場へ戻ろうとバス停へ向かった。
すると目に飛び込んできたのはとんでもない長さの行列。
まさか・・と思いつつ、夫が行列に並んでいる人に聞いてみた。

夫　　『これはバスを待っている列ですか？』
列の人『うーん、たぶんね・・・（苦笑）』

そしてこの頃には交通規制も解かれていたため、
道路もかなりの渋滞であった。
それから私たちは小１時間ほど
この行列に並ぶ羽目になったのであった。

今度『九（イ分）』へ行く時は平日に行くのがいいだろうと
この日私は学んだのであった。


バス待ちの列


後編に続く