Lyrique☆な部屋

新しいアトラクション『ソアリン』がオープンしたのは一昨年2019年の夏。

その頃はまだ「新型コロナが無い時代」で、新しいアトラクションが出来ると6時間位スタンバイラインでギューギュー詰めと呼べる密な距離感で立って並んで待たされるのが常態化していました。

『ソアリン』も当然その道でした。

しかも、真夏の屋外炎天下で何時間も立ちっぱなしで並ぶって・・・生死に関わるんじゃ？

ファストパスは常識でしたが、(開園前から入園出来る)直営ホテルお泊りさん組や(開園からダッシュする体力が有る)元気組や(知識コツを知る)年パス常連組には敵わないので、新しいアトラクションが出来ると2〜3年位我慢して待つしか有りません。

そこに持って来て、スマホからファストパスが取れるようになり、人気アトラクションは開園から10分で1日分のファストパスが無くなるようになってしまいました。

その頃のLyri☆は、数時間でバッテリーが無くなるギガ弱者旧式臨死スマホだった為、万が一スマホからファストパスが取れてもファストパスを見せる段階でバッテリーが無くなって乗れなくなって「ガッカリ！(T_T)」ってのが充分有り得たので、「行って早く乗りたい！」より「絶望！」しか無く諦めざるを得なかったです。

「5年位待って、次の新しいアトラクションが出来たら乗れるかな？」って、ただ待っていました。

転機は、スマホを買い替えた事と新型コロナ。

そして、たまたま検索で『ソアリン』の外観を見てしまった事・・・アトラクションの中身も魅力的だけど、外観がLyri☆のツボで居ても立っても居られなくなった事だった。



「なんか・・・最近は、クレジットカード払いの予約者しか入場出来ないらしい？」

「新型コロナの密緩和で、入園チケット争奪は大変らしいけど、チケットさえ取れればそこそこ空いてるから『ソアリン』も乗れる可能性が高いらしい？」

以前、年パス取っていた頃にTDRで個人情報漏らされて以来、意地でTDRでクレジットカード使わないと決めていたのだけど、あれからセキュリティも上がっただろうし、クレジットカードじゃなければそもそもチケットが取れないので、足掻くのを諦めて今回チケット予約してみました。

チケット取るまでは「最近のディズニーはチケットが異様に高い。 何処まで値上がるのか・・・きっと、11000円(税込)までは楽勝で値上げして来るんだろうな・・・金で夢を買う夢の国かぁ、貧乏な我家には益々遠くなっちゃったなぁ。」愚痴りながら争奪に参加始めて、なかなか取れなくてそのうち取る事に熱中し、チケット取れた頃には充実感で、折角の仕事の休みがタップの繰り返しで潰れた事も忘れすっかり満足してしまうと云うディズニーマジックにやられてしまっていました！（＾ω＾；）



フランス・アールヌーボーを思わせるタイトルプレート、イタリア・フィレンツェのドゥオーモをギリシャのミコノス風に白と青で塗ったような建物、万国折衷風建物的な？



奥にはイタリアかミコノス島の居住地のようにテラコッタ色の街並みが並び、そこはメデテリニアンハーバーの海がイタリアやギリシャや地中海の景色と交差する立地で、これこそディズニーシーだと感激！

最近キャラクター化が進むディズニーシーでしたが、オープンしたての頃の大人のパークに戻ったみたいで、これを見る為に来たも同然！

「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」の裏のイタリアの趣き有る大好きな路地裏。



ディズニーシー初期は倒壊したギリシャ神殿に立つ「ギリシャの白い彫刻に成り切るパフォーマー」が居ましたが、ポップコーンワゴンに変わり、何か有りそうで何も無かった場所で然程奥行きも感じなかったので、アトラクションが出来るとしてもこんなに大きな物が出来ると思っていませんでしたので、TDRアプリで確認するまで『ソアリン』って何処に出来たのか全く想像出来ませんでした。

まさか、煉瓦の水道橋か壁かの辺り、ギリシャ神殿の倒壊した遺跡周辺から出現したアトラクションとは・・・ビックリ！。



素敵なアトラクション！

元々、ディズニーランドの『世界旅行』や『ビジョナリアム』が大好きだったので、もう『ソアリン』には完全にノックアウト！

飛翔感そして、草原の土の交じる草の香り、タージマハルの花の香り、タヒチか何処かの南の海の風の香り、ワクワクする！

最高！ヽ(｀▽´)/

もしかしたら、ラストのシーンからの繋がりで、夜に乗ると終わって出て来てからも素敵な気分が継続するかも？

残念な事に、スタンバイパスは1アトラクション1日1回しか取れないようで、今日は『ソアリン』終日スタンバイパスしか乗れないそうなので、1回しか乗れなかったです。

このアトラクションの為だけに、何度でも何度でも通いまくりたい！

乗れなくても、周囲にいるだけでワクワク！



このアトラクションの周囲に鳥が居て、最初はアトラクションのデザインの1部なのかと錯覚したのですが、本物のヒヨドリ！

素敵なサプライズ。

アトラクションのその名『ソアリン(SOARING)』の通り本当に飛んで行きました。