健康管理士で健康総合コンサルタントの武藤幹夫のブログ

2020/12/11(金)07:21

家賃支援給付金で詐欺事件が起きました。  セルウォームDX

こんにちは。健康管理士で健康総合コンサルタントの武藤です。「家賃支援給付金」で詐欺事件が発生しましたね。栃木県小山市の美容師が、不正受給をして警察に逮捕されました。この「家賃支援給付金」は、私も申請して受給させていただきました。しかし、「家賃支援給付金」は詐欺が蔓延した「持続化給付金」の申請とは違い、申請書類が多く複雑なのです。私は、最初の申請から受給までに3か月かかりました。その間にも、事務局との電話やメールのやり取りがあり、電話では3時間以上の時もありました。私は、最初は賃貸借契約書があるので、簡単に申請できて、すぐに給付されると思っていましたが、実際には、賃貸借契約書があっても日付や、契約者名の確認などに時間がかかり、結果として3か月も支給までに時間がかかりました。確かに、審査をするほうでは、確実な書類でなければ受け取れません。しかし、私が提出した書類は、すべて完ぺきだったにもかかわらず審査には時間がかかりました。結果としては申請金額の満額を受領で来たので、有難かったのですが申請から3か月はすごい時間がかかりましたね。また、申請途中での何回もの不備連絡には、心が折れそうになったこともありました。そのようなう紆余曲折があって、やっと支給されたのです。さて、この栃木県小山市の美容師の不正受給での詐欺罪での逮捕ですが、支給後に不動産屋さんに確認が行った際に、発覚したそうです。「家賃支援給付金」は賃貸借契約書が大元ですので、大家さんと仲介する不動産屋さんが関わります。この美容師は、自分で勝手に契約書を作成して支援金を受給しました。しかし、支給後には必ず、支給の連絡が大家さんと不動産屋さんに行く仕組みです。この支給連絡で、今回の不正が分かってしまったようです。悪いことはできませんね。しかし、私の経験では、この美容師の書類は良くできていたのだと推測します。私の場合は、まともな契約書を提出してもなかなかOKが出なかったのですから。さて、この美容師が受け取った金額は、170万円だそうです。6か月間の家賃の三分の二の計算ですので、一か月の家賃は40万円以上の計算です。受けとった金額は、個人としては大きい金額でしたが、逮捕されたのは良かったと思います。国から、個人事業事業主や中小企業者に支給される支援金は、あくまでも、コロナで大きな影響を受けている事業者に支給されるものです。申請が簡単でも、受給資格を偽ったり、売上金額などの数字を変えたりして不正に受給することは詐欺罪になります。私が思うには、「持続化給付金」は、確定申告書以外は、すべて自分で作成できますが、「家賃支援給付金」は不動産賃貸借契約書などの書類が必要ですし、その内容も厳しくチェックされるので、不正の発生は無いはずと考えていましたが、やはり抜け道があったのでしょうね。しかし、結果として、大家さんに連絡が行って、勝手に契約書を作成していたことが発覚して、不正がばれたのですね。これが、氷山の一角でないことを祈るばかりです。とにかく、コロナで苦しいのは、皆さん同じです。しかし、国の支援を不正で受給するのは犯罪です。いつの時代でも犯罪者がゼロになるのは難しいと思います。しかし、特に国からの支援金の不正や詐欺はやめて欲しいですね。今日は、「家賃支援給付金」の不正についての感想でした。では。

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