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カテゴリ:徒然なるままに
沖縄で旧暦の12月8日に作られるムーチー(鬼餅)。 練ったもち米粉を平たくのばして、サンニン(月桃)やクバ(蒲葵・ビロウ)の葉に包み、蒸すというものです。 厄払いにかまどや仏壇などに供え、健康を祈ります。その日の前後は冷え込んでムーチービーサと呼ばれています。
ムーチー(鬼餅)の由来は ・・・ 昔、首里の金城に兄と妹が住んでいました。 兄は大里に移ってから,人を食う鬼となりました。 兄が首里をたずねてきたとき、妹は鬼を退治するために、ふつうの餅と鉄でできた餅を用意しました。 兄には鉄の餅を出し、自分はわざと着物のすそをひらいてすわり、ふつうの餅を食べました。 鉄の餅が食べられず困った兄は、妹の下の口を目にして 「それは何か」 とたずねました。 妹が 「上の口は餅を食べるため、下の口は鬼を食べるためのものです」 と答えると、兄はびっくりして、がけから落ちて死んでしまった ・・・ というお話。少しエッチですね。女の人は下にも口があっていいなぁ。 今ではムーチー(鬼餅)は、街のお菓子屋さんで一年中売られています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月25日 08時01分34秒
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