|
カテゴリ:1990年代
今回は第204飛行隊”F-15J”の写真紹介です。
305の写真は1機での”機動飛行”でしたが、204は少なくとも3機が参加しての”編隊飛行”等が行なわれましたが残念ながらまともな写真が撮れていませんでした。 では何を撮ったのかと言うと… ![]() ”F-15J(912号機)”の旋回シーン(トリミングしています)。 機動飛行のような急旋回ではありませんが、会場側に背中を向けてくれたのがうれしかったです。 ところでこの”F-15J”、良く見ると通常とは異なる塗装が施されています。 ![]() こちらは909号機(トリミングしています)。 どこが違うかと言えば、尾翼の部隊マークがロービジ塗装になっていました。これは”'97戦競塗装”の名残りです。 ”'97戦競”には948(1番機)・941(2番機)・912(予備機)号機の3機が参加しましたが、部隊内ではもう1機予備機(909号機)が用意されていました。 この時には機首の塗装(ノーズアート)は消されてしまっていましたが、部隊マークはそのままになっていました。その代わり… ![]() その”'97戦競塗装”を基にした航空祭用”特別塗装”が888号機に施され、地上展示されていました。 第204飛行隊の戦競塗装には”MYSTIC EAGLE”と呼ばれる独特のキャラクターがノーズアートとして描かれていました。 ![]() 描かれていたのは”ワルキューレ”。北欧神話に出てくる”戦いの女神”です。 キャラクターデザインは漫画家の”新谷かおる”氏。私の大好きな漫画家のお一人です。 戦競ではロービジで描かれたので、ハイビジでの復活はうれしかったです。その反面、「どうせなら”F-4”に描いて欲しかった」と心の片隅では思ってしまったのですが、それも翌年に”RF-4E”で実現する事になります… ![]() 通常”MYSTIC EAGLE”は左側に”ワルキューレ”、右側に”グリフォン”が描かれるのですが、この時は右側にも”ワルキューレ”が描かれていました。 ![]() こちらのデザインは塗装を担当した整備小隊 W辺2曹 のオリジナルです。 元々 W辺2曹 のオリジナルで始めた”MYSTIC EAGLE”でしたが、97・98年はプロのデザインしたキャラクターが描かれていました。 航空祭はこれから更に盛り上がる事になるのですが、残念ながら私は午前中で引き上げてしまいました。 実はこの日は友人の結婚式があり、夕方に都内で行なわれる披露パーティーに私も出席する事になっていました。 直行する事に備えて車にスーツも積んでいたのですが、当日は基地周辺は大渋滞(入場者は10万5千人)、万に一つも遅れられないので”特別塗装”を撮った時点で撤収を決断しました。 その穴埋めにと翌週はまた新たな基地へと出掛ける事になるのですが、その前によくコメントを頂く「泉州人さん」のおかげで”館山”の開催日がわかったので、次回は館山編を紹介します。
[1990年代] カテゴリの最新記事
|