カテゴリ:読書
45才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。
自民党総裁選、石破茂氏が勝ちました。 自民党総裁選挙、誰が勝っても自公連立政権が続きます。 そんな中、おすすめの本があります。 中北浩爾「自公政権とは何か─「連立」にみる強さの正体」 自公政権とは何か ──「連立」にみる強さの正体【電子書籍】[ 中北浩爾 ] 楽天ブックスの説明によると「自公政権とは何か─「連立」にみる強さの正体」は 自民党「一強」と言われて久しい。 だが、実際には公明党との連立政権である。 この政権には、政治学の理論では説明し難い謎がある。 例えば両党の重点政策を比較すると、違いが少なくない。 平和と福祉を重視する公明党は、民主党およびその後継政党の立場に近い。 2016年の参院選以降、衆参両院で過半数を占める自民党は、単独政権を作ろうと思えば作れるのに、そうしない。なぜか? 本書は自公政権を中心に多角的な分析を行い、強さの理由を解き明かす。日本政治の“今”を深く理解し、今後を展望するための必読の書! とのこと。 自公政権とは何か (ちくま新書 1408) [ 中北 浩爾 ] 自民党総裁が交代。 連立相手の公明党も代表が交代。 自民党総裁・公明党代表の両方が交代するこの時、自公連立政権のことを勉強する良い機会だと思います。 この本は自公連立政権の勉強になりますが、連立政権の勉強にもなります。 1990年代の前半に自民党・宮澤喜一内閣が倒れました。 その後、ほとんどの期間は連立政権です。 単独政権だったのは自民党の橋本龍太郎内閣の一時期・小渕恵三内閣の一時期だけです。 21世紀に入ってからずっと連立政権だったんですね。 民主党政権と言われますが、民主党単独政権ではなく連立政権です。 鳩山由紀夫内閣は民主党・社民党・国民新党の連立政権でスタートしました。 沖縄の基地問題で社民党が連立与党から離脱。 3党連立から民主党と国民新党の2党連立に変わりましたが、野田政権までこの2党連立政権は維持されました。 自民党系であろうが、非自民党系であろうが21世紀はずっと連立政権なのです。 日本は衆議院と参議院があります。 政権は衆議院を制すれば取れます。 でも法案は参議院を制しないと通りません。 参議院の選挙区は小選挙区ではありません。 参議院は特定の党が圧勝しにくい制度です。 「参議院があるのでなかなか単独政権になりにくい=連立政権になりやすい」というのはあると思います。 今回のブログ記事の内容をもっと詳しくした記事をnoteに書きました。 興味がある方はぜひお読みください。 note記事「石破茂総理誕生へ~そして続く自公連立政権」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.27 16:39:31
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