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「むかし・・むかし・・あるところに・・おじいさんとおばあさんがおったそうな・・・」
「まんが日本昔ばなし」の市原悦子さんの語りでありそうなこの言葉・・ ここでは ・「むかし」がいつのことなのか, ・「あるところ」とはどこなのか, ・「おったそうな」とは誰から聞いた情報なのか,いなかったかも知れないのか, と具体的な情報をボカしています。 このような情報のさりげないボカしは,昔話などではもちろん,今でもよく行われていますね・・・ このように情報源をぼかすのは・・・ ・本当に情報源がわからない場合 ・なんとなく聞きかじりだから情報源をはっきり言えない場合 ・意図的に情報源を隠したい場合 などが考えられます。 またまた懐かしい受験英語ですが・・・英語でも, It is said that~ (~と言われる) 具体的に誰が言ったのか隠れています。 They say that~ (~と言うことだ) 「彼ら」とは誰か,誰が言ったかハッキリしないし,ハッキリさせていないけれども, とにかく彼らが言ったということですね。 A rumor is in the air that~ (ウワサでは~だ。) 空気中にウワサがふわふわと漂っている様子が良くわかりますよね・・・ ホントにこんな表現いまでも使ってるのかな・・・ ウワサの出所もこれじゃあ全くわかりませんね・・・ でもあんまりこれらの表現が実際に使われているのに遭遇しません・・・お国柄でしょうか?・・・ 近頃,映画で話題の方の話を例にとってみましょう。 「パンがなければ,お菓子を食べればいいのに」 と ・マリー・アントワネットが言ったのだと言います。 ・ルイ14世の王妃マリー・テレーズが言ったのだとも言います。 (この間の放送の「世界不思議発見」によると) ・ルイ15世の娘・マリー・アントワネットの義理の叔母が言ったのだとも言います。 ・この言葉を言った人は「パンが供給できない場合は代わりに菓子を供給せねばならない」という当時の法律を踏まえて言ったのだと言います。 結局,真実はぼやっとして分からないのです・・・ でも・・おかげでいいこともあるのです・・ こういったボカした表現が書物にはイッパイのため,歴史研究家や歴史小説家は「歴史のミステリー」「歴史のナゾをとく」といったたぐいの本を書き,僕らのようなマニアをうならせたり喜ばせたりして儲けているのです・・ 「日本書紀」のような史書でも「ある本によると~だ・・」 という箇所がありますよ。学者先生のなかには「日本書紀は暗号とナゾの宝庫・・そしてメシの種」と言っておられる方もいるとかいないとか・・・ とここでもぼかしておきましょう・・・
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最終更新日
2007.01.23 12:44:41
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