2010/01/13(水)15:31
インド映画 Kabhi Khushi kabhi Gham...
家族の四季 愛すれど遠く離れて(DVD) ◆20%OFF!
家族の四季 愛すれど遠く離れて
最近、気分が沈んでいたので気を取り直してインド映画のレビューを書きます。
「Kabhi Khushi kabhi Gham...」(カビ クシ カビ ガム)
直訳すると「時に喜び時に涙…」みたいな。日本版も出でいて「家族の四季 愛すれど遠く離れて」です。こちらもそのうち購入したいのですが。
日本語の字幕付きの輸入版を持っています。日本語の字幕が「可笑しく」って笑えます。
父と息子が話している場面で
父:「あなたはもう私の娘じゃない…」
と言う字幕…?性転換していたの?…妙なラブストーリーだなって一瞬思いました。
良く台詞を聞くと「ベタ ナヒン」って言ってました。「息子じゃない」ってことか…あ~良かった。って安心しました。
ストーリーは、富豪の長男(養子)ラウルが下町チャンドラニーチョークに住むお菓子屋の娘アンジェリンに一目ぼれ、しかし父親ヤシュー・ライチャンは友人の娘ナイナと息子を結婚させようと思っていた。
父親は、インドでは伝統的に子供の結婚は父親が決めるものなのでその伝統に従って息子の結婚を決めるのだが、母親ナンディニは最近は子供自身の希望もあるのだからと訴えるのだが、父親は聞く耳を持たなかった。
ラウルはアンジェリンと結婚し家を出て行った。
10年後、二男(実子)ロハンは成長し大学を終え、家に戻り当時の事情を祖母たちから聞き、最愛の長男を失った母の為に兄を連れ帰ると心に誓う。
兄の居所を探しロンドンに住んでいることを探り出し、ロンドンに留学する。
ロハンは、アンジェリンの妹プージャの通う大学に籍を置きプージャに正体を明かし、家に入りこめるように依頼する、プージャは協力し友人の弟と云う事にし下宿させることになる…。
って話、最後は父親が折れて家族一緒に暮らしましょう!で終わりでした。
音楽とダンスが素晴らしく私の好みでした。
インド映画の真髄「家族愛」のストーリーです。
伝統と最近若者(?)の考え方の違いやらをインド人に考えさせる物なんだろーなー。
個人的には、プージャ役のカリーナ・カプールが邪魔でした。いらない役でうっとうしかった。
ラルフ(シャールク・カーン)がアンジェリン(カジョール)を初めて見かけて、階段から足を滑らすシーンが大好きです。
ダンスや衣装が華やかでストーリーがわからなくてもみていて楽しいと思うので、みなさん機会があったら一度見てください。
(日本インド化計画委員会)