ソクタッヘ王国物語

2024/05/13(月)00:00

千と353話:忘れたコロにじゅかいのがっこう

ソクタッヘ王国物語・千と301~400話(67)

​​​​​​拙YouTubeチャンネルは、コチラ!​​​​​​​・ ​​拙Facebookは、コチラ! ・ ​拙Twitter改めXなら、コチラ!​ ・​​​ ・ ​今回の舞台は… 岩光山(いわこうさん)南麓の樹海。​​​​​​​​ 小太郎達は、樹海の学校で 西念先生の授業を受けている。 もふお(下中)「起立! 礼! ​着陸…んぁ…!?」 ロボット​ニュートロン 「ラジャー、マハラジャー!」​ もふお「小太郎💦見るな~💦」 小太郎「うぱ?」 ​ドカーーーン!!​ … ​どかこ~ん!!​ 姫様(左上)「💢操縦ヘッタクソ!!💧」 ニュートロン「ソレホドとか でも、ありますとか💦」 西念「…だから、誰も褒めてナッシング… もとい!本日の授業は、《一蓮院秀存談合録》 より、三州おみつ同行のエピソードをば…!」 ・​​​​ ・ ・ (カッコ内は、管理人ぶうぶのまあちによる補足です。) ​《一蓮院秀存談合録》より​一〇三、地獄の釜ぶたの上にいる。三州重原のおみつという同行はなかなかの厚信名人でありた。​外の人達が、あなたはよく喜びになりますというと、(おみつは)手をふりて、 いやいや私はそのようなものではない。地獄の釜ぶたの上にいると申された。​・一〇四、火の車の軸物。​おみつ同行は神谷彦十という絵師に、自分が火の車に乗りておるところを 描いて貰うて、これを見ては始終喜んでおられた。​・一〇五、信次郎士とおみつ同行。信次郎、おみつ同行の所へ立ち寄り、ご相談すみて、帰られんとする時、 (おみつは)奥より這い出して、「さっぱりあかぬ、さっぱりあかぬ、さっぱりうそじゃ、さっぱりうそじゃ。」信次郎いわく、「なぜに」 と いわれたれば、(おみついわく)「仏様はちょっともおがんだことはない。念仏は大きらい。孫子が党は、死にさらせばよいという奴だで」​ 信次郎いわく、「どんなやつでも如来様の仰せばかりはほんまだぞや」​​(おみつは)「ほんまかいな。みつはようこい、ほんまじゃと仰せらるる」 というて喜ばれた。​・一〇六、おみつの平素と臨終の言葉。おみつは、着物はよいものから売りては、ご本山に上げ、​しまいには襦袢 一枚になりて、寺参りには子どもの着物を借りて、​孫子と共に参られた。​臨終に船見という人から手紙を送られた其の中に、​如来様は必ず助けるとある お言葉を、​子息の久兵衛が三度よみきかせられた時、(おみつは)​​ひょっと したらのう​との返事でありた。​これを聞いた人々皆不審に思うて、​​不定心の ように悪さまにいうた人もありたが、​​これが吉郎右衛門の臨終の、地獄やら 極楽やら分かりませんといわれたと、好一対の名言じゃ。​​​​​​​​​​​​・ ・ ・ 西念「さて…《おみつ同行》の エピソードについて… 皆で話し合ってみよー!」 ​​​​ペロ「おみつ同行が『地獄の釜ぶたの上にいる』て 言ってたトコ…※親鸞聖人の『いづれの行もおよび がたき身なれば、とても地獄は一定(いちじょう)の すみかぞかし。』との仰せと好一対だケン!​​」​​ ※《歎異抄》第二条より ​​西念「おみつ同行は、『仏様はちょっともおがんだ ことはない。念仏は大きらい。孫子が党は、死に さらせばよいという奴だで。』と、自身の機を見て おった。親鸞聖人も、自身を厳しく分析されての 『とても地獄は一定のすみかぞかし。』でありた。」​​ ​​ミミ「おみつ同行が、自分が火の車に乗ってる 絵を書いてもらって喜んでるトコが、印象的だ ピョン!​​」​​​​​​​ ​西念「古人は、『火の車造(つく)る大工はなけれ ども己(おの)が造りて己が乗り行く』と言っていた ものである。」​ ​​​​​もふお「​​麻…​​浅原才市(あさはらさいち)も、 ​​自分の似顔絵にツノを描き加えさせたっけな?」​​​ 西念「💢もふお!今、ドサクサに紛れて アレなコト言い掛けてナッシング!?💧」 ​​​​サブー「ぱごぉ!おみつ同行が、信次郎士から 『どんなやつでも如来様の仰せばかりはほんま だぞや』て諭されて喜んだトコ、印象的!」​​​​ ​​​西念「三河のおその同行も、香月院深訪師の 『たとい十悪五逆の罪人であろうとも、われをたの め、必ずたすくる。これが如来様のおおせじゃ。』 なるおコトバに、『百のものを十につづめ、 十のものを一つにして、ようこそ親さまのおおせ をお知らせくだされた。』と喜ばれたそーな。」​​​ ​​​​ジェイミー「おみつ同行が、着る物殆ど売ってまで お布施してたトコ…※蓮如上人が『堺の大商人・ 日向井屋は、大金持ちだケド信心ナッシングだった から、仏になれナッシング!一方、大和の国の了妙 は、着替えもナッシングなホド貧乏だケド、信心 得たから、仏になるコト間違いナッシング!』 みたく仰せられたの、思い出しました!」​​​​ ※《蓮如上人御一代記聞書》より ​西念「おみつ同行の臨終の『ひょっとしたらのう』 だが…私も※小林一茶の『​たゞ自力他力、何のかの いふ芥(あくた)もくたを、さらりとちくらが沖へ 流して、さて後生(ごしょう)の一大事は、其(その) 身を如来の御前に投(なげ)出して、地獄なりとも極 楽なりとも、あなた様の御はからひ次第、あそばさ れくださりませと、御頼み申(もうす)ばかり也。』 を思いだしたぞ。」​​※《おらが春》は《あなたまかせ》より ​​小太郎「うぱ…おみつ同行…💧 孫子(まごこ)…いる歳(とし)…💧 襦袢(じゅばん)…一枚…💧​​ ​うぱ~💦うぱ~💦​ ​小太郎、地獄、見たYo💦」​ 西念「小太郎には、刺激が 強過ぎたか…別の意味で…💧」 ソレ以外「…(絶句!!)」×5 …てな感じに…投稿文字数 13000字切ったのでした! ・​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ ​​・・

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る