2006/02/16(木)21:40
アロマをモチーフにしたファンタジー
以前にも書いたのですが、私自身が癒される場所は図書館であり、癒されるなと感じるのは、活字と触れ合う時です。活字と触れ合うということには、読むだけではなく、書くということも含まれます。書くということに関しては、エッセイでさらっと表現するのもいいのですが、自分の頭の中で言葉をあれやこれやして物語りをつくるのも、なかなかによいものです。私の場合、物語は自分の為に書くというのがメインなのですが、それに共感、共鳴してくれる人がいたらいいな、とも思っていました。
そこで、昨秋の文学フリマでは、文芸雑貨とともにアロマをモチーフにした冊子本を作って参加してみました。その本の内容ですが、香りと少女と謎の少年の物語です。さて、このようなシチュエーションですと『時をかける少女』(筒井康隆作/夏にアニメ化されるそうですね)などを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。事前にその予測があったので、かぶらないようにいろいろと考えまして、物語をつくりました。(とは言いましても、かつての某国営放送の少年ドラマシリーズのノリも好きです)
自分なりのアプローチで、まだまだ「アロマ」を活字で表現してみたいというのがあるので、この話は続編を夏頃に出す予定でいます。
画像は、その物語の表紙絵です。今回の話にぜひ!とお願いして、表紙と挿絵を知人の絵師さんに描いてもらいました。内容をきちんと把握してぴったりの絵を描いていただけて、とてもうれしく思っています。表紙の絵は視覚的要素として本の第一印象を決めるものなので、とても大事だと思っています。(今回参加するイベントでは、この絵師さんに委託をお願いしています)
もし本に興味をもってくださった方いらっしゃいましたら、お知らせページにて詳細をご覧くださいませ。
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