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VANITY FAIR
ミーラー・ナイール監督、 リース・ウィザースプーン、ジェームズ・ ピュアフォイ出演 ーーーーーーーーーーーーーーー ウィリアム・メイクピース・サッカリーWilliam Makepeace Thackerayの有名古典小説 「虚栄の市」を「カーマ・スートラ」のインド人女性監督ミーラー・ナーイル監督が製作・映画化したもの。 インド人監督らしく、インドの植民地の描写がそこかしこに出てくる。 でも退屈。貧しい赤毛の少女「ベッキー・シャープ」が社交界を上り詰めて行くという話と聞いたので、どれだけ 盛り上がるかと思ったけど、筋運びが淡々としている上に、リース・ウィザースプーンに魅力がない。 ファニーフェイスが魅力的に見える映画もあるのだが、こういうコスチュームもの、19世紀初頭の社交界物には、あの「アゴ」は似合わない。むしろ、エミリアという役を演じた無名の若い英国女優が魅力的だった。 リース・ウィザースプーンは妊娠していたとかで、胸は大きく張っていてコスチュームにぴったりしていたが、丸いお腹だけは隠しようがなかった。それで ラブシーンをやるのだから、リアルでないことおびただしい。12年後という設定でも、全く体型も顔も変わってないし。 相手役の男性たちにも魅力が乏しかった。 英国のコスチュームドラマだと、やっぱり10年前のヘレナ・ボンハム・カーター とかクラシックな英国美女を主演にして欲しい。アメリカ人のリースは、 英国アクセントを話しても不自然だし、マナーもわざとらしかった。 ーーーーーーーーーーーーー ウィリアム・サッカレー サッカレー William Makepeace Thackeray 1811年07月18日 ~ 1863年12月23日 [イギリス] [文学] イギリスの小説家。1811年東インド会社の収税官の子として、インドのカルカッタに生まれる。1817年にイギリスに帰国。 代表作『虚栄の市』『イギリスの俗物たち』など。 『虚栄の市』 出版社/著者からの内容紹介 賭博場をさすらうベッキーとの予期せぬ再会.亡夫を追慕するアミーリアに旧友は15年前の手紙を突きつけ迷妄を醒ましてやる.しかしああ,空の空―虚栄の社会はなおも続き… 人間絵巻ついに完結.〈悪女〉最後の疑惑を読者に残して.新訳.(全4冊) 内容(「BOOK」データベースより) 一九世紀初頭ロンドン。烈女ベッキーと淑女アミーリアが女学校を去る。渡る世間は物欲肉欲・俗物根性犇く「虚栄の市」。貴族や有産階級の姿を鏡にさらす英国版『戦争と平和』。作者の挿絵、筋運び、語り口―心憎いまで第一級のクラシック・エンタテインメント。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月10日 03時49分57秒
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