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晩年の作品で一つ忘れていたのがあった。
戯曲家ニール・サイモンの自伝的三部作、「Brighton Beach Memoirs 」「Broadway Bound 」「Biloxi Blues」のうち、1992年にテレビ化された「Broadway Bound 」で、母親役をやってるのを見たのだ。 確か夫役が今年一月に亡くなったJerry Orbach、おじいさん役がジェシカ・タンディの実の夫だったHume Cronynだった。(この人も一昨年に亡くなっている。) ニール・サイモンというと、ユダヤ人移民の家族の話なのだが、イタリア系の アン・バンクロフトが母親でも違和感はなかった。ただ、少し魅力的すぎて、 夫が家出するという設定には説得力がなかったかもしれない。 アン・バンクロフトがシャーリー・マックレーンと競演したバレエ映画「The Turning Point (1977) 」も覚えている。でも、この映画はバリシニコフと若い バレリーナの方が目立っていた。バレリーナ役というには、アン・バンクロフト の体ではピンとこなかった。オードリー・ヘップバーンがやはりオファーを 受けてかなり乗り気だったそうだが、オードリーの方が合っていたかもしれない。 今日のニューヨークポストにラッセル・クロウに電話を投げられたホテルの人の 顔写真が大きく載っていた。ラッセル・クロウってオーストラリアの人には珍しいほど 気が短いようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月10日 01時56分04秒
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