HAPPY FEET
まーやんの卒園祝いに「HAPPY FEET」を観に行ってきました。パパがまーやんのために選んだ映画です。まーやんが映画館で観るのは初めてのこと。一番のお供のチョコ(犬のぬいぐるみ)を連れて初陣です。春休みとあって、映画館はごった返し・・・。「ムシキング」や「ナイトミュージアム」は大人気のようだ。チケットを買って、定番のポップコーンにまーやんの好物のポテト、飲み物を買ってシアターへ。まーやん、シアターの入り口で「やっぱり入らない・・・」と言い出す。どうやら 暗い室内が怖かったらしい。なんとかなだめて 指定席に着くと予告編が始まった。「コナン」や「しんちゃん」・・・まーやんの好きなアニメの予告にこれ全部観れるの?と・・・・・・ま・ま・まずい・・・・。とりあえず本編が始まると 静かに画面に見いっていた。舞台は南極大陸の皇帝ペンギンの国、エンペラー帝国。ペンギンたちは「心の歌」で愛をはぐくみ、卵が生まれる。主人公マンブルの両親は美声の持ち主だった。その両親の子 マンブルは生まれたときからちょっと変わっていた。「くちばし」からではなく「足」から生まれてきた彼は、おそろしく歌が下手だった・・・。しかも心を伝えようとすると、足が勝手に動き出し、踊ってしまうのだった。「心の歌」が大切な皇帝ペンギンの世界にあって、彼の存在は異質・・・彼の「心のダンス」を理解してくれる仲間はいない。唯一母のノーマだけが彼を守ろうとする。しかし、唄えないペンギンの子は いつしか一人ぼっち・・・落第・・・卒業式の夜、1人離れて過ごしたマンブルは流氷に乗って流されていた。たどり着いた異国の地で アデリーペンギンの5人組「アミーゴス」に出会う。彼らと共にエンペラー帝国に帰ったマンブル。しかし伝統を乱す振る舞いといわれ追放されてしまう。マンブルはアミーゴスたちと旅に出る。食料の魚が減ってしまった原因をつきとめるための果てしない旅。人間の乱獲のために魚が減ったことを突き止めたマンブルは・・気が付くと水族館にいた。必死にペンギン語で魚を返して欲しいと訴える・・人間には届かない必死の訴えを。時が経つにつれ、マンブルは言葉を失い、心を失っていく・・・。ある日、女の子の水槽を叩くリズムにあわせ、あのダンス・・心のダンスが蘇る。「踊るペンギン」は注目を浴び、世界が変わる。発信機を背につけたマンブルがエンペラー帝国に帰ってきた。迎え入れる仲間と拒絶する仲間。。。。そこへ発信機に導かれた人間たちがやってくる。ペンギンたちはマンブルと共にダンスをして 人間たちに訴える。人間たちは 南極を禁猟区にし、魚が帰ってきた。落ちこぼれマンブルが仲間たちの危機を救った。マンブルは幼馴染のグローリアとマンブルが一人ぼっち・・・誰にも理解してもらえない そんなシーンに涙が出ました。まーやんの姿とダブってしまいました。まーやんはひとりぼっちでもないし、理解してくれる人もたくさんいる。けれど・・・どんな戸惑いの中で暮らしているのだろう・・・彼の素敵なところを「変」だと受け取られてしまうこともある・・・伝わらないもどかしさ・・・・いろいろなことが重なってきて。人と違う個性・・・障害・・・・周りの人にはわからない・・・個性・・・。マンブルやまーやんが悪いわけではないから・・切ない。まーやんの障害は生まれつき・・・・。マンブルのがんばる姿に、勇気をもらった母です。