明日セットの前装CKの製作4.0
60代女性、左上6、外傷性WSD最近は歯科技工も体力がなくなってきてしたくないのだけれど、たまにはやっています。月に2個くらいかな。。頬側歯根面にWSDができている。根管充填材も見え始めているので、そろそろ限界で再治療が必要と判断した。根管充填材の隙間から根管内に細菌感染したら面倒だからだ。最近は貴金属類は価格高騰もあり、歯科技工士も絶滅危惧種になって金属を鋳造で使うことは少なくなり、CAD/CAMという機械でブロックを削り出してクラウンを作ることに移行しつつある。保険診療ではレジンブロックの削り出し、PEEKという樹脂も使われ始めている。自費治療ではジルコニアがトレンドだろう。しかし保険診療では材料費とCAD/CAM制作料を差し引くと赤字になるような謎の診療報酬設定だ。多分国は歯科の保険診療システムは崩壊させて外資の保険屋が入って来やすいように恣意的な誘導をしているように感じる。この国は外国勢力に乗っ取られて久しい。ま、お気を付けください。それにしても、材料が変わっても神経を取って被せるというルーチンは150年以上変わらない。これが歯科業界の最大のビジネスモデルになって久しいからだ。しかし僕はこの30年全くやっていない。実はしなくても良いのだが、歯医者が思い込みと食うためにやっているだけだ。では時系列でどうぞセメントの色が茶色になっているところが漏洩しているところ。漏洩しているところはFeSで少し黒い。流石に虫歯部分はCR充填しないと無理そう形成印象ここから先は技工室での作業。石膏模型上でワックスアップ円錐台に取り付けて埋没製作途中はここを参照金属の裏打ちはあった方が強度は増す。口腔内にセットして終わりKarrのプレミスというハイブリッドレジンは物性が良かったのだけれど製造中止品になってしまった。在庫限りだ。