DD値99というのは、
虫歯がひどくてこれ以上計測不能(メーター振り切れ状態)、
という意味です。
一般的には、
30未満→C1、予防管理、
30以上→C2、虫歯が象牙質に達している(進行が速くなる恐れあり)、
50以上→C2、充填処置が必要、
でもね、99以上でも心配する必要はないのです。
虫歯は象牙質に達しているが、
範囲が狭い場合は、特に問題なし。
DD99でも、
うちではカリエス・リスクが改善されれば、
進行が止まる可能性が高いと思われる場合(ほとんど)は、
予防管理だけです。
つまりDD99でもC1→予防管理です。
画像はDD99の症例(3歳児)です。
上顎向かって右の一番後ろはDD99です。
下顎向かって左の奥から2番目はDD46です。
どれもC1扱いで予防管理です。
どの道削らないのなら、DDなんて計る必要あるの?
とお考えの人もあるかと思いますが、
これが大いにあるんですよ。。
虫歯の程度を数値化できるって、すごく励みになります。