カテゴリ:虫歯予防一口メモ
![]() と歯医者ですら言っていますが、 ほんとうにやってみたことあるの? と思ってしまいます。 結論から言うと、 歯は細菌が出す程度の弱酸(pH3~4)では溶けません。 1ヶ月でも2ヶ月でも抜歯歯牙を弱酸に漬け込んで放置しても溶けたりしません。 「細菌が出す酸で歯が溶けるのが虫歯」というのはウソです。 では、バイキンがいないから溶けないのかな? と思ってその弱酸と歯牙が入ったビンに唾(ムシバ菌入り)を入れて放置しても、 溶けません。 腐敗して臭くなりますが。 では、どの程度のpHの酸なら溶けるのかな、、?と思って、 工業用塩酸(35%塩化水素水)を買ってみました。 ボトルの蓋を開けるのも、おそるおそる、、 湯気?が立っています(HClは揮発性)、 手に着いたら大火傷します。 この工業用塩酸のpHは0です。 10倍に薄めるとpH1、 100倍に薄めるとpH2、 1000倍に薄めてpH3、 10000倍に薄めてpH4、 ムシバ菌が糖質を分解して出す酸のpH3~4では歯は全く溶けません。 pH1~2でも溶けているようには見えません。 pH0の原液ではやっと泡(酸素)を出しながら溶けているのが確認できますが、 丸1日漬け込んだくらいでは溶けてなくなったりはしません。 その程度です。 ![]() では、なんでこんなに歯が溶けるの? と思いますが、別のメカニズムがあったのです。 つづく。。
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