いつもコメントいただいている「
か~ばた」さんのリクエストに応じて、
歯と歯科用合金(金パラ)で電池ができるか?
歯と金パラ(保険で普通に使われているもの)にそれぞれ電線を埋め込み、
電解液(pH3の塩酸)に漬けてみました。
電圧が発生すれば、
歯は金属として扱えるということです。
で、結果は0.06Vの電圧を発生しました。
歯がマイナス、歯科用合金をプラスにすると0.5Vレンジで+0.06Vの起電力を発生する。
実験結果からは
歯は金属として扱え、
そのイオン化傾向は歯科用合金(金パラ)より大きい(溶けやすい)、
思ったとおり、
歯は電気的に腐食します。
歯を金属で修復すると、
歯は金属よりも先に腐食する(虫歯になる)、
経験的にも裏付けられますよね。
では、プラスティックやセラミックならよいの?
・・・残念ながら甘いです、
微生物腐食は避けられません。