続きです。
虫歯は
電気化学的な仕組みで起こるということを証明するために
簡単な実験装置を組みました。
表題画像がそれ。
基本コンセプトは歯牙から電子e-を奪い、
溶出したCa2+(カルシウム・イオン)を-電極に吸い寄せる、
それだけです。
まずは歯牙に+電極を取り付ける作業、
歯冠だけを出して密閉容器に入れる、
電気的結合を密にするために、
心電図の電極とかに使う導電性ジェルを密閉容器に充填する。
虫歯を作る場所を決めるために象牙質に達する深さ2mm、直径1mmの穴を開ける。
ステンレス容器に歯牙の入った容器をセットしてpH3.0の希塩酸を注ぐ、
-電極が分極することを防ぐ為に熱帯魚のポンプで水流を作る。
これが肝の部分、
拡大画像、ステンレス容器からこれもステンレスの針金を咬合面に開けた穴に入れる、
歯に触れないように、
ステンレス容器と歯牙との間に電圧を掛ける、約12Vで0.23mA流れる。
これで様子見。。
待ちきれないのでもっと電流を増やそうかな・・。