ソーラークッカーでご飯を炊こうとすると、
15分ほど沸騰状態が維持できなくてはならず、
水から始めておよそ20分、完全な日照が確保できないと
炊きそこなった、芯の残ったご飯になります。
ちょっとやってみた感じでは、これが実は真夏の真っ盛りでもないと
意外と難しいように思うのです。
そこで、今回のパネルクッカー製作会ではもう少し失敗しにくいものをと、
ピザや平焼きのパンを焼くことにしました。
製作会当日にピザを焼いたフライパンは、
いつもは私がイングリッシュマフィンを焼いているものです。
このマフィンの上下を押し焼きにした形状は
その昔、マフィンをストーブで焼いていた名残りだ
と言う話を聞きかじって以来、うちのマフィンはフライパン焼きになりました。
シャトルシェフでご飯を炊くのよりも小さな火で、かかる時間は同じく15分。
オーブンの大きな空間を予熱してパンを焼くというのに、
なんとなく”無駄”を感じていたので、このやり方はなかなかしっくりきます。
何気なく食べている”食パン”、あれは実はエネルギー的に
とても贅沢な食べ方なのかも?なんて思ったりします。
な~~んていうと院長が、『初めからお米を食べなさい!』というのですが
本当にソーラーで毎日主食を作ろうなんていう事態になったら、
パンの方が失敗は少ないんじゃないかなぁ?