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I歯科医院の高楊枝通信。

2009/11/03
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IMG_2629-19-1.JPG

今日は引き続き歯根面ウ蝕のアマルガム充填の症例をご紹介いたします。
良くある症例で、歯周病は治ったけど、
こまめに重曹うがいしてね、、
という言いつけを守れなかった人に発症します(-"-;)

歯根面と言っても、
象牙質とエナメル質の境界から起こるので、

不思議です。

歯医者は慣れっこなので、
不思議と思わないのかもしれませんが、
もっとプラークの付着している歯肉側から
なぜ虫歯は発生しないの?とか。
思いません?

歯医者は問い詰められたら、説明できません。

でも、金属の腐食防止を仕事にしている人なら、

これは「異種金属接触腐食」だな、、

見ただけでピンとくるはずです。

表題画像は鏡像なので、左右反対なのですが、
これは実像です。
IMG_2627-19-1.JPG
デント・エナメル境界から発生した虫歯は
その範囲を広げます。
エナメル質は直下の象牙質が失われ、
支えを失って脱落しますが虫歯にはなりません。

不思議でしょ?
酸で溶けるのなら、
ほとんど無機質のエナメル質も少しは溶けるのでは?

IMG_3075-19-1.JPG
可及的に虫歯(軟化象牙質)を除去します。
虫歯の電気化学説」によれば、
細菌感染は2次的な要因で主因ではありませんので、
消毒も必要ありませんし、
多少の虫歯の取り残し、
クラックも気にしません。
最小限の歯質削除量で済みます。

アマルガムは歯質に比べて自然電位が低いので、
アマルガムから電子を供給された象牙質はこれ以上溶解しません。

虫歯は止まるということです。

臨床的には「アマルガム」は非常に予後が良いというのは、
歯医者の常識です。
IMG_3077-19-1.JPG

注)残念ながら亜鉛が添加されていない現在の高銅型のアマルガムは、
その後の実験により金パラに比べて約1/3ではありますが、
象牙質より高電位となるため、
電気的な防食(カソード防食)は期待できないという結論がでました。









Last updated  2009/11/03 05:17:36 PM
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