サルコジ大統領が対ユーロドル安をどうにかしろ!
と息巻いています。
ドルが対ユーロで50%も安い、これでは欧州の企業は競争力をそがれてやっていけない。
この事態はドルと人民元だけに有利だ。。(人民元は米ドルにペッグ:連動している)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-12729520091202?rpc=122
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13249120100107?rpc=122
それに比べて我が国の総理、財務相とも
為替は「マーケット:市場(笑)」が決めるのでしたね。。とだんまり、
口先だけでもあまり介入すると「消される」のでしょうかね?
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100108/mca1001081045008-n1.htm
お隣の中国の元は購買力平価(ppp)比では50%どころか1500%も安い、
15倍の円高、元安です。
これはどういうことかというと、
日本人は中国人の
15倍働かないと同じ労働をしたことにならないということです。
っていうか、中国人は日本人よりも
15倍、
うはうは、、ってこと。
日本人は馬鹿じゃない?
以下の文章は僕のスピーカーの師匠河村信一郎氏の文章です。
彼は為替問題に詳しい。
ーーー以下引用ーーー
河村です。
朝刊で、サルコジ大統領が、「通貨の不均衡は容
認出来ない。」「ユーロ圏で生産したものをドル圏
で売った場合の競争力低下をどう補えというのか」
「通貨問題は今年の主要議題だ」等と述べたと伝え
ていました。
現在のレイトをみてみると、1EUR=1.4313USDでし
た。私が提唱するGNI per capita PPPは、1EUR=1.6
3026USD(2007年)ですから、現レイトは13.9%のドル
高ユーロ安です。ユーロ安でも大統領が為替の心配
をするのですね。
もっとも、GNI per capita PPPは私が唱えている
だけで、CIAでは、2008年ではユーロは42%のドル安
ですし、世銀でも、2008年は26.6%のドル安ですから
、これらを元に息巻いているのかも知れません。
片や、日本人は首相も含めて、1円=0.0731802元
であり、GNI per capita PPPは、1円=0.00459170元
ですから、こちらこそ紛れも無い、1,590%の元安・
円高であるにも拘わらず、否認もせず、競争力低下
の心配もせず、議題にしようともしません。
学校での成績はどうであれ、間違いなく阿呆です。