よくある鉛バッテリーは電極に酸化鉛がこびりついて、
電極の面積が実質小さくなる(=バッテリーの容量が小さくなる)という現象があり、
これがバッテリーの劣化です。
これにパルス状の電圧をかけてやり、
電極を振り動かして、酸化鉛を電極から引きはがそうというのが、
バッテリー再生機の原理です。
これが
バッテリー・レスキュー装置 PRA-060Plus という機械。
これで不注意で上げてしまったバッテリーを再生する実験をしてみます。
このバッテリーの解放電圧は12.74Vでした。これがどのくらい上がるか楽しみです。
この装置は通常の充電機と併用するように書いてあります。
通常時間の充電電流(5時間率の1/10~1/20程度の電流)でパルス充電するのが標準的な使い方だそうで、オシロスコープの画像です。
14.7kHzのパルスで大きい方が17Vp-pV程で、小さい方が8Vp-p程です。
大きい方の拡大写真、3.8MHzの単発サイン波です。
小さい方の拡大写真、リンギングを伴う単発サイン波のようです。
上手く再生するでしょうか?数日このままにしておけと書いてあります。。