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ニュースによると2~6万円の安価な放射線測定器では30%の誤差があるということでしたので、 同様の価格帯のGMLog(送料別25,500円)の誤差はどうなるのだろうか? というので、データを出してみました。 (財)放射線計測協会における特性試験で、放射性セシウム137によりました。 cpm>μSv/h変換係数は1/100です。 本機に採用しているガイガーミュラー管は事実上の世界標準となっているLND社の712型で 価格は高く、製造原価の50%を占めます。 その形状から指向性がありますが、α線を遮らない雲母板窓があるというところが、 この製品の特徴でもあります。 その雲母窓側(1mmアルミ板越し)と側面では感度が違います。 概ね50μSv/h以下の低線量では20%の誤差に入っています。 500μSv/h以上の高線量では飽和して計測誤差が大きく使えません。 簡易放射線計測器としては概ね良好な特性を持っていると言えます。 0.1~0.2μSv/hの通常範囲ではPCで設定可能な変換係数1/123を使用した方がよいかもしれません。 また、本機におきましても食品の線量は測れません。 500ベクレルは約0.01μSv/h以下ですので、誤差・変動の中に埋もれてしまいます。 細かい仕様に付いてはこちらからご参照ください。 http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/?ctgy=3 現在在庫4台です。 mailからお問い合わせください。 http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/mailboxform/ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20111223-00000015-jnn-soci ーー引用開始ーー 安価な測定器5種類、「正確に測れず」 TBS系(JNN)?12月23日(金)6時9分配信 インターネットで比較的安く購入できる放射線測定器について、国民生活センターが性能を調べた結果、今回、調査したすべての測定器で、0.1マイクロシーベルト前後の低い線量を正確に測定できなかったと発表しました。 調査が行われたのは、インターネットでおよそ2万円から6万円で販売されている中国製や日本製、それにウクライナ製とロシア製の5種類の放射線測定器です。 国民生活センターが、放射性セシウム由来のガンマ線の線量が毎時0.118マイクロシーベルトとなる条件で測定したところ、すべての製品で測定値に30%以上の誤差があり、正確に測定できなかったということです。 一方で1マイクロシーベルト以上ではロシア製とウクライナ製の測定器が照射された線量に近い値を示したということです。 国民生活センターには震災以降、放射線測定器に関する相談が680件寄せられているということで、国民生活センターは「安価な測定器では低い線量を正確に測れないうえ、食品などの測定もできないので注意して欲しい」と呼びかけています。(22日18:49) 最終更新:12月23日(金)10時18分 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/12/25 09:25:06 PM
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