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I歯科医院の高楊枝通信。

2016/06/29
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カテゴリ:虫歯の電気化学説
40代女性、右上4、インレー不適合

IMG_9049.JPG

レントゲン写真ではこの程度の隙き間があるように見えるが、

1510050952.jpg

セメントは利いていなくて簡単に外れた。

メタルインレーの内面にはセメントが利いていないことが判るが、
FeS(硫化鉄)が付着しているのは比較的辺縁部分だ。
この部分は嫌気性の硫酸塩還元細菌の生息環境だということがわかる。
この部分までは虫歯を免れることが多い。
FeSは電気の不導体だからだ。

これ以上の隙き間になると好気性あるいは通性嫌気性のO2を消費してH+を産生する細菌が優勢となり、
一挙に虫歯が進行する。

このことは歯学部では習わないのだが、電気化学と細菌学の一般常識があれば誰にでも推量できる科学的常識と言ってもよい。
如何に歯科医学が科学的常識から乖離しているかということが判ると思う。

IMG_9050.JPG


未だに、虫歯の発生原因は

歯があって(当たり前)、
虫歯菌がいて、
虫歯菌のエサになる甘いものを食べるからだ、

という小学生レベルの考え方を恬として恥じることなく主張し、100年経過した。

歯牙はイオン化傾向を測定することができ、
酸性溶液中で+電圧を掛けると簡単に溶解させることが出来る事実から、
虫歯は細菌とは直接的な関係のない純粋に電気化学的な腐食だということが判る。

IMG_9051.JPG

セメントを除去して、

IMG_9052.JPG

α-TCPセメントで覆とうし、

IMG_9053.JPG

既製のストリップスを加工し、

IMG_2226.JPG

まず、歯肉縁上とコンタクトのCRを硬化させ、

IMG_9056.JPG

次に、辺縁隆線を作る。

IMG_9057.JPG

トリミングし終わり。

1IMG_9058.JPG







Last updated  2016/06/29 08:37:57 PM
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