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I歯科医院の高楊枝通信。

2016/09/05
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カテゴリ:虫歯の電気化学説
虫歯は電気化学的な歯牙の腐食現象で、
歯が酸に溶けたものが虫歯だというような単純なものではない。

電気化学的な見地からは、
虫歯はイオン伝導性セラミックスであるHA(ハイドロキシアパタイト:歯)中をH+(水素イオン、プロトン)が通り抜け、
それが外に出る時にCaから電子を奪いH2↑となり、CaはCa+となり歯は崩壊するからだ、
と説明できる。

そのH+が歯の中を通り抜けるにはある程度の起電力が必要で、
一例として、歯よりもイオン化傾向の低い(自然電位の高い)金属等がH+を含む電解質を介して近くに存在すれば、
起電力が発生することになる。

要するに、歯を金属等のイオン化傾向を持つ電導性素材で歯冠を修復することは
2次カリエスの予防にとしては誤りだということだ。

メタル修復時において電気化学的に2次カリエスを避けるには、
歯と金属間に電気的絶縁物を介せばよいことになる。
具体的には、歯と金属修復物間にCR等の電気的絶縁物を介せばよいということだ。

このケースでは、CRで歯質を完全に覆っている。

IMG_0309.JPG

CKセット後。
歯牙と金属は直接接していない。
CKがダツリするときはCRとCKの間だ。

虫歯の真の成因が明らかになった今、
今までの歯科医学の常識が完全に塗り替えられる日が近づいていると言ってもよい。

IMG_0307.JPG







Last updated  2016/09/06 03:04:32 PM
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