カテゴリ:今日の何やっているの?シリーズ
僕は神経取って冠(クラウン)を被せるというどう考えても人生100年時代には即さないことはこの20年以上止めている。
ま、そういう発想自体を卒業しているのだが、たまに2次カリエスの再治療とか再植後の歯冠修復とかで冠を作らざるを得ないことはある。 僕がクラウンを作るとしたら、金合金やセラミックス系は採用しない。 その理由だが、 金合金は 1、イオン化傾向が歯質よりかなり高いので、一旦隙間ができると2次カリエスの進行が速い 2、歯質接着性が悪いので脱離、2次カリエスが発生しやすい 3、盛り上げる方向での咬合調整ができないもしくは難しい 4、加工性が悪いので、技工作業が疲れる(外注しかしたことがない歯科医師には理解できないだろうが) 5、何よりもコストがかかる セラミックス系は 1、硬すぎるので対合歯に良くない 2、歯質接着性が悪いので、盛り上げや連結はできない 3、破折しやすい 4、作るのが面倒 5、当然コストはかかる これらの欠点を払拭できるのが、銀合金とハイブリッドレジン系の素材の組み合わせだ。 1、銀合金は機械的強度は十分で接着強度も良いが磨耗しやすい。これをハイブリッドレジンで補える 2、レジンは接着しやすく、盛り上げ咬合調整も可能 3、技工作業が楽(身体がボロボロの僕にとってありがたい) 4、何よりもコスト的に安い 安いので多くの歯科医師は採用しない。という大きな欠点があるw では作業模型上から。どうやって作るのかは歯科技工士にしか分からないかもしれないw 口腔内2症例 before after before after お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
I先生こんばんは。
以前、どこかの記事かコメント欄で、こちらのブログの画像などをSNS等に引用しても良いと書かれてあったように思いますが、お間違いはなかったでしょうか?もちろん紹介元記載で。 (こちらの勘違いなら申し訳ないです。) (2022/01/13 06:22:48 PM)
FIREさんへ
結構画像等を引用しているサイトがあるのですが、どれも文章が読めていない、ちゃんと最後まで読んでいない、かなり誤解しているケースがあり、それはとても心外なのです。一々訂正するとか暇ではないですから。 ここのサイト程度のちゃんと調べて書かれるのなら許容できるのですが、SNSは危険でしょう。 http://hontowa.oqojo.com/cavity_c/ 僕もSNSは使っていますが、歯科関連記事は一切出していません。陰謀論のような嘘と本当が入り混じってとんでもない話になるのは目に見えるからです。しかも分かりやすく3行でまとめろと言ってくる御仁もいます。中高の物理化学から勉強しなおしたら?としか言えない。 正確に伝えられるのならOKです。3行では僕でも無理ですからね・・ (2022/01/13 10:57:12 PM) |
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